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【企画記事】ある逸品の紅茶レポート
みなさん、こんばんは。禧螺です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は秋晴れにふさわしいお天気で、私も心穏やかでした。
こんな日こそ、誰かとお茶をしながら、ぼーっと景色を眺めていたいです。
私が連投して楽しい、 第八回目「かいてみてほしい」 を進めていきます。
今日の記事の詳しい概要は、下の記事をご覧ください↓
いろいろな方が同じ記事をご覧くださっても、それぞれに感じていただける部分は違うのですね。
「こんな所が○○と思いましたよ…!」と教えてくださることは、私にとってもある視点や感性が磨かれます。
コメントやTwitterでのリプライで、そうしたことを教えていただけて嬉しいです。
本日のお題は、 ramさん からいただきました!
いただいたお題は、
禧螺さん紅茶をよく飲まれると仰ってたので、禧螺さんの好きな紅茶についてや、淹れ方、こだわっていること等教えていただけたら嬉しいです☕(*˙꒳˙*)‧⁺✧︎*
です。
それでは、参ります。
☕
本日は、最近、私をとりこにしてしまう優雅で美しい紅茶をご紹介します。
昨日のお菓子リポートに引き続き、語っていきます!
今回の紅茶のおともは、フランスの「T by Ladurée」の ジャルダン マリーアントワネット です。
「あれ、その紅茶、禧螺の記事でなんか見たことあるような…?」と思われたかもしれない、そこのあなた様。
その記憶力がすごいです。
4月のひとりお茶会で登場した紅茶なのですが、好きすぎて、再度登場してもらいました。
この「T by Ladurée」さんですが、もともとは、「Ladurée」というフランスの老舗お菓子屋さんが派生したもので、お茶専門として立ち上げたのがはじまりだとされています。
上から蓋を覗くと、まるで宮殿のエンブレムのように見えて、豪華絢爛です。
マリー・アントワネットという名前がつけられているだけに、色合いはかわいい感じなのに、とても美しく魅せるデザインが素敵です。
私の創作や感性にも、この感覚を取り入れたいです。
では、ここからは、食器の紹介です。
使ったティーカップとティーソーサーは、祖母が私に譲ってくれたものです。
隅の方に、クロテッドクリームが写っていますが、気にしないでください。
どこで購入したものかはわからないそうですが、これを買った当時、祖母は喫茶店を開きたかったと、話してくれました。
自分の喫茶店を開くのが夢だった祖母は、開店まであと一歩のところまできて、とある都合により、断念せざるを得なくなったのだそうです。
それでも、自分が好きで集めたティーカップやティーソーサーを捨てられず、代わりに、お友だちを家に呼んで、ホームパーティーを開催して紅茶やコーヒーを振舞っていたそうです。
私がゴスロリの世界に入った派生で、紅茶の世界にも入り込んだ時に、祖母は一式を譲ってくれました。
私の夢の一つである、「HSPホームパーティー」を開催する時は、ぜひ、来てくださった仲間や同志のみなさんに、譲り受けたカップに紅茶を注がせていただきたいです。
ティーポットは、ルドゥーテという、フランスの宮廷画家が描かれた薔薇が大きくのっています。
ルドゥーテは、フランスのナポレオン1世の皇后ジョセフィーヌが、マルメゾン城で世界中の薔薇を集めていると知ったことから、薔薇を描くことを思い立ち、ジョセフィーヌから城の立ち入り許可をもらいました。
以来、ルドゥーテは、薔薇をはじめとした多くの植物を描くことになりました。
ルドゥーテの出版物に「バラ図譜」という植物図鑑があるのですが、これはルドゥーテの書物の中では最高傑作だと、言われています。
このティーポットはフランスフェアで手にしました。
フランスフェアでは、必ずといっていいほどに「ルドゥーテのバラ」のグッズが販売されていて、世代も性別も関係なく、多くの方がそのバラを絵を眺めて、「綺麗」「美しい」「繊細だ」と感嘆される場面を見てきました。
そのバラを見るだけで、「美しい」と感じる心が呼び起こされるので、その相乗効果で、周りのものが全て美しく見えてくるような「心のゆとり」を与えてくれる絵なのだろうなと、思います。
ルドゥーテは、マリー・アントワネットとも直接関係があった人で、ここでは詳しく語りませんが、大変重用されたと聞いています。
それでは、紅茶そのものの紹介に参ります。
お写真がないですが、まず、カップをそのものを温めます。
この秋への衣替えの季節こそ、温かい紅茶が一段と美味しく感じます。
茶葉には、紅茶の優雅な香りが漂っていますが、それと同じくして強い香りを放っていたのは、フルーツ系の甘い香りです。
「木の実の感じもするし、りんご…っぽいけれど、もっと深い甘味を感じるもの…梨…?でも梨は梨でも洋梨みたいな感じ?」と、香りの種類を考えながら楽しめます。
ポットにお湯を注ぐとこんな感じです。
お昼のお茶会で飲むのも美味しいですが、個人的には、夕方のバラ園で、一人うっとりと夕日を見ながら飲みたいなぁと、思います。
この色合わせからなのか、明るいかわいい雰囲気が全面に出つつも、その影で日の目をみることがない悲しみや苦しみ、途方もない努力を続けたマリー・アントワネットの姿が目に浮かぶようにも思いました。
「贅沢を極め尽くした」という点で、あまりいいようには扱われませんが、こうした美しさを自分の周囲に集めてくるのには、ある視点からみれば、「贅沢」だという思いを、人に抱かせることができるような「美しさ」を見抜く力、それをそばに置いておく力がいるとも、言えます。
「あるものを見抜くこと」、「対象を継続して持ち続けること」は、1年や2年で極められるようなものではなりませんし、次々に入って来るモノやコトに対する取捨選択を迫られます。
溢れる多くのモノ・コトから、自分感性にかなったものを見つけ、観察し、育てることは、よくも悪くも、心身を削ります。
マリー・アントワネットが愛した植物が、時代を超えて紅茶として味わえているのは、自分が生きた”その時”に、「これが好きだ」と人に表明してくれたからであって、その感覚がずっと衰えを見せなかったのは、いつも「美しさ」を感じる感性を磨いていたからではないか、と思います。
すみません、かなり熱く語りました。
ティーコージーで少し置いた後です。
紅茶をいれましょう。
スマホ専用の三脚台とかあれば、もっと高い位置から紅茶をいれます。
ポットの中の茶葉が勢いよくジャンピングして、酸素をたっぷり含ませることができ、美味しい紅茶になるからです。
それでは、いただきましょう。
すすーっ…。
バラ園に来て、自分の感性を解放させていただいている感じ、でしょうか。
分かりやすく言うのであれば、
自分の女性性を癒しながらも、好きなようにさせていただいている感覚です。
女性性については、noteで多くのクリエイターさんによって、様々な表現で発信されています。
からだのこと、こころのこと、すごく気になるし不安なのに、それを語ると、まるで”忌み語”のようにして扱われ、なかったことにされた経験を、どれだけ多くの方が持っているのでしょうか。
この紅茶に使われている茶葉たちは、見た目も、味も、全ての素材において、全身全霊を癒し、幸せな気分にさせてくれます。
ある場面において否定されたことも、傷付けられたことも、許せてしまうほどに甘く、繊細な味がします。
この紅茶に限らずに言えることかもしれないですが、自分の好きな香りを、鼻いっぱいに吸い込んで、紅茶を味わいながら、全身に行き渡らせることで、ある種のセラピーを受けているように感じました。
外では、嫌でも鎧を着なければ立てない、不本意でも相手を立てないといけない時があります。
それを我慢し、傷付いたままになっている感性を癒してくれるような、そんな明るさと深さを感じる紅茶です。
明るい笑顔にも影があるように、紅茶の華やかさの裏にも、深い味わいを生み出す闇が、人を魅了する味わいになるのかもしれません。
🐇
ramさんは、私にうさぎさんワールドの魅力を教えてくださり、私の中の新たなジャンル「うさちゃん」を開拓してくださった方です。
うさぎは、小学校の時にクラスでお世話した記憶があり、決まって積極的な子が独占していたので、縁のない生き物だと思っていたのですが、まさかnoteに来て、うさちゃんのおっかけが楽しくなっているとは、思いませんでした。
茶色の毛が優雅で美しいラムちゃん、白い毛が雪みたいで可愛らしいらみちゃんのお母さんであるramさんは、Twitterでも、画像とともに、ラムちゃんからみちゃん、もしくは両方の子を連れて遊びに来てくださいます。
私がバテて疲れている時や、逆にルンルンと楽しい時、ラムちゃんやらみちゃんも一緒になって、喜怒哀楽を共有してくださる時間は、私までもあたたかいもふもふで、心もからだも癒してもらっています。
また、ramさんは、私のnote上での行きつけのお店「ひとます雑貨家さん」の職人さんでもあり、オーナーの志麻ちゃんとともに、うさちゃんがいる暮らしの世界や、うさちゃんをイメージしたミニチュアのお洋服、装飾を提案されています。
志麻ちゃんが、グッズの企画・オーダーをされ、ramさんが製作されるのですが、その姿は、まるで物語の中の一場面を見ているように思えてきます。
ただ可愛がるだけのものを作られるのではなく、ラムちゃんやらみちゃんへの思いや一緒に過ごした記憶を、作品として創作されます。
その製作過程を見て、癒される私は、小学校の頃の「うさぎはかわいいけれど、私のような怖がりなんかが、かわいがっちゃいけないんだ」という諦めで傷付けていた気持ちを、一緒に手入れし、癒し、楽しくも優しい関わりに変えてくれるのです。
「推しポイント」は、ラムちゃんやらみちゃんのことを語っておられる姿が、本当に優しい眼差しで語っておられるのだろうと想像でき、私も「ラムちゃん!」「らみちゃん!」と叫んでいると、一緒のテンポになって盛り上がってくださる優しさが、身に染み入ります…!
うさちゃんワールドが開花された時に覚えた「うさ用語」を使って呟くことが、個人的な楽しみで、「月曜日」「木曜日」「土曜日」といった、いかつい呼び方をやめて「うさけつようび」「もふようび」「どかんのひ」と言い換えて楽しんでいます。
ramさんの最新記事はこちら↓
今日はなんと、ラムちゃんのお誕生日です!
このタイミングで、この記事を出すのも、全くの偶然です!
ラムちゃん、お誕生日おめでとう🐇🌙✨
ramさん、いつもありがとうございます!
これからも、ramさんとラムちゃんやらみちゃんの発信、楽しみにしています!
☕
みなさんからのスキで、今日もゆったりしながら過ごせます。
この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!
それでは、今日はここまでです。
みなさんが、ゆったりした週末を迎えられますように。
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