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【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will (7) ~バタフライ・ティアドロップのアシンメトリーイヤリング~

みなさん、こんばんは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


本日は3連休真っ只中、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私は、初日は体調を崩してしまい、思う通りに動くことができなかったのですが、寝て今日起きたら、すっきりいたしました。

身体を労りつつ、学習や創作に取り組んで参りたいです。


今月、ショップオープンの目的を掲げているアクセサリー掲載

「【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will」シリーズ

の日です。


「そのシリーズって、何するの?」と、ご興味を持っていただけた方は、下の記事をご覧いただけますと幸いです。


それでは、参ります。



💜

白き虚ろな夢は、漆黒に輝く宝石によって、闇夜を照らし導く光となる。

黒き絶望の夢は、白銀に輝く宝石によって、光に安息を許す影となる。

朝に輝く太陽は、夜の優しさに支えられ、

夜に輝く星々は、朝の気高さに支えられ、

そこに交わる運命は、変容をもたらす。

朝の光、夜の煌めき。










私の中ではじめての、同じ型の色違いアクセサリーです。

最近毎回「はじめての」と、文章につくことが多いですが、どうか許してください。

題名にもある通り、

「バタフライ・ティアドロップのアシンメトリーイヤリング」

です。

名前は、ネットショップが実装されるまでは内緒ですという名の、まだ未定です。

候補はいくつか上がっているのですがね。


今回、このアクセサリーの特徴的な部分と言えば、石座ではないだろうかと思っています。

石座とは、主にガラスストーンをはめる入れ物(型)のようなもので、穴がない石をはめ込むことによって、ビーズやコネクターとして使用できたり、糊で貼り付けられるようにしたりできます。

今回のアクセサリーにおいては、コネクターという”つなぎ”のようにして使用したかったので、石座の隙間に丸カン通して、2カ所何かしらでつなげられるようにしました。


私の周囲は、数多くのハンドメイド作家の先輩がいらっしゃいますが、お一人お一人の作品をみていると「この金具の留め方上手いな」とか「この金具はどうやってくっつけているのかな」と、思わず凝視してしまっています。

ハンドメイド金具は、あまりに力を入れすぎると壊れてしまったり、変形してしまったりします。

私の場合は、「上手く作らなきゃ」とか「すごく売れている人や人気のある人は、こういう金具の留めを非常に丁寧にされているんだから、その通りにやりたい」とか思って、変な所で、余計に力が入るのです。

その結果、どれだけの基礎金属が散っていったのか、わかりません。

しかし、ここに関しては、もう回数と経験を重ねるしかないのかなと思っています。

人がそれぞれ違うのは当たり前のことで、それは物理的な力加減も同様に違うゆえに、自分で自分を意識して顧みないと、どの程度の力加減なのかが、わからなくなります。

だけど、残念なことに、他の人に測ってもらうことはできません。

自分の力加減を数値化するにしても、そうできる環境が限られてきます。

そういう、自分で力加減を意識し、力を入れ過ぎていることを自覚する学びにもなった作品です。


このアクセサリーには、オーストリア製ガラスビーズ・ガラスストーンを使用しており、輝き重視で作りました。

オーストリア、チェコ、エジプトは、その文字の並びの響きを聞くだけで、ハンドメイド心がときめきます。

ガラスストーンの主な色味は、ラベンダーとブラックダイヤなのですが、それぞれに「ディライトエフェクト」と「シマーエフェクト」が施されているものを使いました。

すごく簡単に言うと、見る角度によって、光の変化を楽しめるものです。

ティアドロップは、ラベンダー側にはヴィトラルライト、ブラックダイヤ側にはクリスタルバミューダブルーを配置。

色味と名前の響きだけで決まった、理論もへったくれもない決め方です。

でも、私のこころが踊るので、これでいいのです。

特典として「その色味、私も好きだな!」と言ってくれる方が現れれば、嬉しいです。


光を当てた時の輝かんばかりの色彩は、気持ちが落ち込んだり、塞いでいる時にみると、なんだか元気が湧いてくる、不思議な魔力を持っているように思います。

ガラスは色彩をつくり出す魔術師。

この魔術師様と、もっとたくさんの作品を作っていきたいです。


そして、このハンドメイド作品をはじめ、

すべての作品は、自創作に存在していそうなものをイメージして制作しています。

イメージ元になっている自創作はこちら↓


このイヤリングは、イサベルとユウリが夢を介して出逢ったシーンをイメージして作っています。

今、本編は、自分の「人が読めるようなものをつくらないと、作品として出すのはダメなのではないか」という、他人軸がめちゃくちゃに働いてしまって、全く物語が書けない状態が続いたのですが、いろいろな経験や人の温かさに触れ、連載復活の兆しが見えてきました。

それに伴って、少しリニューアルしたい気持ちがあるのですが、あの序章は変えたくない。

敢えてリニューアルするなら、表現を付け加えたり、もう少し細かく表現したいだけで、私がこころときめくものを、目先の気持ちの損得だけで変えるのは、私自身にも物語にも失礼です。


このイヤリングも、ハンドメイド作家としては、まだまだ経験も期間も浅いですが、自分の夢を形にできた一つであって、これを手にできるのは、私が私であるからだと、思っています。

誰もが同じように創造して作れるものでありません。

似た様な作品があっても、そのアクセサリーが持つ物語は、人よって全く違うものですので、自分の波長と合うアクセサリーを、各々が見つけられるといいし、見つけて欲しい。

その拙さは、私の未来の変容に繋がると信じます。


イサベルとユウリを導いたこの蝶達は、どのように変容していくのか。

アクセサリーからも追えるのが、この作品の魅力なのかもしれません。


作品イメージとなった序章はこちらです↓



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みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



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【おしらせ1】

2023年4月から、メンバーシップを開設しました!

メンバーシップは、複数のプランを開設しておりますので、詳細をご確認の上、参加をご検討いただければ幸いです。


メンバーシップのプラン詳細は、以下の記事をご覧ください↓

メンバーシップのホームページはこちら↓

ご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

不明な点がございましたら、コメント欄や「クリエイターへの問い合わせ」機能で、お申し付けください。



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【おしらせ2】
2022年10月から、ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。


詳しい申し込み方法、セッションの流れは、

・下記記事をクリックしていただく

・個人クリエイターのnoteホームにある「仕事依頼」のページ

に掲載しております。

ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

また、セッションのご感想も別記事にて掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。



上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。
ありがとうございます💐



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禧螺
クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。