《CSCS講座(17)》パフォーマンス心理学
今回は「パフォーマンス心理学」についてです。
どんなに優れた体格とスキルがあっても、メンタル面が脆弱ではその力を十分に発揮できません。
重要なキーワードを中心にまとめて行こうと思います。
<心理学の役割>
心理学の役割というのは、コンスタントにハイパフォーマンスを発揮できる状態にすることです。
スポーツ競技における試合の本質は、自分と他人を比べることにあるため、常に課題に対する選択と集中が重要になります。
理想的なパフォーマンス状態というのは、
「理想的なパフォーマンス状態」
・何も怖くない、失敗への恐れがない
・パフォーマンスについて考えない、分析しない(なすがまま)
・努力をしているという感覚がない
・個人的なコントロールができている
・時間の流れが遅く感じる
・強い自己効力感、課題に対する選択的で深い集中力がある
・ネガティブ干渉がなく、すべて「起こるがまま」に委ねている状態
とされています。
いわゆるゾーンに入っている状態や、ハイになっている状態です。
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