<Vol.121>ストレッチが続かない…!?大丈夫、それはぜんぶストレッチのせいです。

ストレッチが続かない…!?

大丈夫、それはぜんぶストレッチのせいです。

あなたは何も悪くありません。

(…いや、でも少しはあなたにも原因があるかな…?)

今日はそんなことについてまとめてみたいと思います。


<ストレッチが続かない理由>

なぜ自宅でのストレッチが続かないのか、、

その原因はシンプル。

ストレッチには「達成感」「終了の目安」がないからです。

言葉を変えると「はい、これで終了!」という区切りが難しいところに、継続できない根本原因が詰まっています。

例えば、筋トレの場合だと「○kgの重さを○回挙げた」「○セット取り組んだ」という明確な記録(達成感)が残ります。

またウォーキングやジョギングも同様で「○km走った」「○分走り続けた」という記録(達成感)が残ります。

しかしながらストレッチの場合は「○秒の伸ばした」「○の部位を伸ばした」というだけでは「やった(やりきった)」という実感を持ちにくい側面があります。

それゆえに、なんとなくダラダラと続けてしまいがち…です。

気づいたらスマホをいじってしまっていた、という人も多いのではないでしょうか。


<動きの基準をもつ>

これを解決するには、動き(体の柔らかさ)の中に「基準」を持っておくことが大切になります。

例えば、僕の場合だと、

・前後開脚ができる
・左右開脚で胸がつく

という2つだけを基準にしています(実は結構柔らかいんです)。

疲れている日や体が硬い日はこの基準達成が苦しくなるため、種目を増やしたり、伸ばす時間を長くしたりしています。

逆に調子がいい日は、パパッと早めに済まして(短縮して)終了です。

ストレッチで大切なのは「体のバランスを保つこと」、つまり結果を整えることです。

ストレッチを行うというプロセスにだけ注目していると、やがてはダラダラとした時間を過ごすようにより…やることに価値を見出せなくなり…継続できなくなっていきます。

自分の体の調子が良い時は、どんな特徴があるのか?

これをまずは探ってみましょう。

ゴール設定ができれば、必然的にプロセスへの取り組みが生まれてくるはずです。

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ちなみにストレッチを提供する側(セラピストやトレーナー)としては、なるべく早い段階でお客様一人ひとりの「基準」を把握してあげることが大切になります。

「この人はこのストレッチができている時は調子がいい」
「このくらいの柔らかさに保ってあげれれば快適な生活を送れるはず」

セラピスト側がそこまできちんと把握できていれば、お客様側としても毎週通う意味がありますよね。

ぜひ感度高く、ストレッチを実践していきましょう。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

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