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「じゃあ、そこに座って」スティンザー効果

体育祭・文化祭を終え、ようやく通常の授業を行うことができます。しかしまだまだコロナ5波の影響は大きく、まん延防止措置が解除されても感染対策のマスク・アルコール消毒が欠かせない日々が続いています。高校3年生は進学に向けての推薦入試が本格化し、その面接や志望理由書作成の指導が忙しくなって来た頃合いです。生徒と膝を突き合わせて「こうしよう」や「あれを考えて志望理由に入れよう」など面談を重ねていく中で効果的な心理学の効果があります。また生徒指導の中でも使えます。それは


スティンザー効果


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座る場所によって相手に与える印象や雰囲気が変わるというものです。

・正面:敵対心を与える

・横並び:親密・味方になってくれる

・斜め:安心感を与える


3者面談で生徒自身にプレゼンテーションをやってもらう


3者面談の際、生徒と保護者の座ってもらう場所についてもこの効果を頭に入れておくことは大切です。担任をしていた時は生徒に進路希望について事前に調べ学習をさせ、保護者の前でプレゼンテーションをしてもらっていたので正面に保護者、斜めに生徒に座ってもらうことを意識していました。安心感の中で精一杯プレゼンテーションをする生徒の姿はとても印象的だったことを覚えています。面談はどうしても教師から話し続ける場になりがちですが一番満足度が高いのは話しをする割合が教師2:保護者・生徒8になることです。なかなか難しいですが営業マンをしていた経験の中でそう感じています。ぜひ実践していきましょう!


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倉敷翠松高校①学年主任 前良治/MetaMoJi/Chromebook/ICT/年齢41歳
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