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「今日?それとも明日?」二者択一法

これは心理学というよりは営業テクニックになるかもしれません。相手からアポイントメント(予定)をいただく際活用できるものです。また学校で生徒や保護者と話す場面や日常生活でも使うことができるのでご紹介したいと思います。


二者択一法


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この方法は相手に2つの選択肢を提示して、どちらが選ばれても自分の望む結果が得られる会話テクニックです。例えばタイトルにもあげましたが面談の日時を生徒や保護者に確認する際「(面談は)明日にしますか?それとも明後日にしますか?」と聞きます。そうすると生徒はどちらか一方を選ぶようになります。「じゃあ、・・・明日」という具合に。実はこのテクニックに1つ恐ろしい技法が含まれていて断る選択肢を与えていないということです。


意中の相手をランチに誘う時は


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この二者択一法には応用が可能です。例えばデートに誘う際、相手に「予定が合えば焼き肉ディナーに行きませんか?それが難しいようならランチでいいのでイタリアンへ行きませんか?」もちろん脈が全くなければどちらも断られますが少しでも可能性があれば、焼き肉ディナー<イタリアンランチの方がハードルが下がります。これも上で説明したように相手に断る選択肢を与えていないということです。


クローズド・クエスチョンに注意


一点注意があります。それは二者択一法は相手がどちらか一方を選ばざるおえない「閉じられた質問」つまりクローズド・クエスチョンです。これを繰り返すと相手は自分の言動を導かれている感覚になり、ストレスを感じます。これに対して「面談いつがいい?」や「ランチ食べに行きませんか?」という質問を「開かれた質問」オープン・クエスチョンといい、相手に答えを委ねることで自らが選んだという実感からストレスを感じません。上手に使い分けながら活用していきましょう。


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