「おすすめの本」教えて下さいの話
図書委員が図書だよりに載せたいので「好きな本を紹介して下さい」と声を掛けてくれました。他の学年の主任も同時に載るようなので先日著者のカールさんが亡くなられましたが「はらぺこあおむし」では少し趣旨と離れそうなので高校生向けに思案中です。
そこでなんとか2冊まで絞れたのですがそこから、なかなか。。。
1冊目は「はなちゃんのみそ汁」著:安武はな、安武信吾
10数年前、朝のニュース番組で特集されていたこの本。末期がんで闘病中の母が幼い娘に残してあげられるものを考えた際、それは「おふくろの味であるみそ汁の作り方」でした。子を残して最期を迎える母の想いと、幼い娘•はなちゃんの母を恋しく想う手紙の内容に心が締め付けられました。
2冊目は「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」著:齊藤正明
とても気の弱いサラリーマンであった著者が上司の命令で出向したのは「マグロ船」。鮮度を保つ保存剤の開発という目的は頭から吹き飛び、荒れ狂う海が素人船員である彼を苦しめます。その過酷な生活の中に実は人生に役立つヒントが散りばめられていました。出航した船の周囲は360度、海というストレスフルな環境を乗り切るための船長の言葉一つ一つに感動しました。
さぁ紹介文はこれくらいにして、どちらにしようかな。。。締切は水曜日。
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