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「私寝てないからテスト自信ない…」セルフ・ハンディキャッピング

夏休みが終わり、休み明けテストが行われていますね。学生にとっては楽しかった夏休みからいきなり現実社会に引き戻される恐怖のテストです。テスト監督に行くと「あー生活リズムが乱れていたから勉強してないー」や「テスト勉強しようと思ったら親戚が訪ねてきてテスト対策ができてないわ」など口々にテストへの自信の無さをアピールしていますが、これも心理学で説明できます。これを


セルフ・ハンディキャッピング


これは、これから失敗してしまうかもしれないことに対して事前に言い訳をしておくことで、たとえ失敗しても自尊心を保てるようにしておくことです。あらかじめ自分にはハンディキャップがあると主張したり、実際にハンディキャップを作り出したりしてしまうことで自分を守ろうとしているということです。


テスト前だけではなく様々な場面で


例えば体育祭のアンカーを任されている生徒が走る前から「みんなに頼まれたから仕方なく走るんだよ」や席替えでクジを引く際、「最近クジ運ないからなー」など様々です。皆さんもこのような発言を聞いた経験もあるはずですし、今でも職場で似たような発言をする同僚を見かけるはずです。


「一緒に手を繋いでゴールしようね」


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マラソン大会などで仲の良い友達が「真剣に走るヤツはカッコ悪いよ、一緒にゴールしようね」と声を掛けてくるように「明日の休み明けテストはもう時間がないから諦めて一緒に赤点とろう」と誘われたら注意です。こんなセルフハンディキャッピングを仕掛けてくる友達はきっとそこそこ勉強しています。この「甘い囁き」に騙されて勉強していないと痛い目に合いますよ。マラソン大会で一緒にゴールしようねと言われて信じた結果、ゴール前で猛ダッシュされて涙するのは目に見えてますね。


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