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春は毒素を出すタイミングです

毎年祖母の家まで山菜をとりにいく、ステキ女性応援コーチRikaです🙌

毎年祖母の畑や山で山菜をとってきますが、ほとんど母が持っていきます。

春。
芽吹きとともに、水分も多い野菜たちが美味しくなるタイミングです。
春に旬になるものは、山菜や野菜の若葉、青葉。あとは雪の下でぐっと堪えていたものなんかも美味しくなりますね。雪解けほうれん草なんて、味の濃さが全然違うので驚きます🤔

春の野菜たちは、ひとくせ多いものがたくさん。少し苦かったり、アクが強かったり、香りが強かったり。
それらは、冬に溜め込んで不要になった毒素を排出するために必要なものです。
苦味、という本来人が避ける味覚を感じることで、体は刺激を受けて活発になります。冬は蓄えの時期なので甘いものやエネルギーになるものをどんどん食べたくなりますが、春には気温も上がって動きやすくなるので、溜め込んで使えきれなかったエネルギーを排出しなくてはいけません。
甘味は体の力を抜き、リラックスさせる効果もありますが、過剰になると脂肪などの余計なものになりがち。それを活発にするために、苦味を投与して目覚めさせます。

まさしくアメとムチ。

栄養価が高いことはもちろんですが、一年を通してこのような流れがあるのが日本食の素晴らしいところ。四季が生み出す価値は、景観だけでないのがわかります。

食事は楽しんでなんぼ。

食べられない、アレルギーがある、肌が過剰に荒れるなどのトラブルがなければ、やはり旬のものは一回でも口にすべきかと思います。
意外と年齢を重ねて食べてみると、「あれ?こんな美味しいものだったの?」と思うことも。

と、いうのも、子供のときにはまだまだ味覚のトレーニング時期なので、苦味や酸味が苦手なのは当たり前です。
そんなものに頼らずとも、勝手に活発に動くし、生命活動としてはエネルギーを摂取することの方が優先度が高いのです。ご飯をもりもり食べて、甘いものを欲して、たくさん動いて限界がきたらすぐ寝る。そんな生活をすることが理想的です。
その中で、少しずつチャレンジさせていくことが大切になります。

ちなみに、辛味は味覚でなく「痛覚」なので味ではありません。

旬のものを楽しめるように、ぜひチャレンジしてみてください😊

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