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こめっちの徒然日記vol.79(「読書」について語る 其の三)
皆さんこんばんは。
今日も一日お疲れさまでした。
前回・前々回のブログに引き続き、テーマを「読書」として今回も書いていこうと思います。
前回のブログでは、読書の有用性・必要性について、僕自身の考えを書いてみました。個人的にも、伝えたかった事を上手く言葉に出来たかなと思っています。
前回、ブログを書いていくうちに、
「もう一歩踏み込んで、読書について書いてみたいな…」
と思うようになり、今回、更に踏み込んで僕自身の考えを書いてみようと思います。
それでは始めます。
最後まで読んで頂けると幸いです。
・前回の簡単な振り返り
前回、読書の大きなメリットは「脳のアップデート・メンテナンス」という僕の考えを示しました。
改めて、読書による効果を思いつく限り挙げてみると、、、、
知識(教養)・語彙力・想像力・集中力・思考力・判断力・発想力・読解力 の向上
(➡脳のアップデート)
また、精神・感情のコントロール、自分自身の客観視、リラックス効果、ストレスの軽減、自己管理能力の向上… など
(➡脳のメンテナンス)
このように沢山のメリットがあり、それらの効果を集約して、
「脳のアップデートとメンテナンス」と表現しました。
今回、読書による「脳のアップデートとメンテナンス」を通じて、次に一人でも多くの方が目指して欲しい事を書いてみようと思います。
◎読書を通じて「モノ・情報から自分を守る」・「モノ・情報を使う側の人間に」を目指す
今回、僕が書きたいのは、、、
「モノ・情報から自分を守る」・「モノ・情報を使う側の人間に」
という事です。
ここまで読んで、
「君が言いたい事は分かった、俺(私)はちゃんと出来てる…」
という方はここでブログを閉じてもらっても構いません。
(それでも、興味本位でも読んで頂けたら嬉しいです…(笑))
早速ですが、まずここ1年2年で、Youtubeやinstagram、tiktokなどのソーシャルメディアに多くの広告がつくようになったと感じている人は多いと思います。
友人やお気に入りの人の投稿に紛れて、そうした自然に流れてくる広告や関係のない情報に気付かぬうちに注目が移りページを見てしまっている、なんて事を一度や二度は誰しもが経験したことがあるはずです。
実際に、2021年にベストセラーとなった、著書「スマホ脳」では次のような事が述べられています。
あなたがフェイスブックやインスタグラム、ツイッター、スナップチャットに費やす1分1分が、企業にとっては黄金の価値を持つ。広告が売れるからだ。彼らの目的は、私たちからできるだけ沢山の時間を奪うこと。あなたや私の注目を巡る軍拡競争の中で、更に技術が向上する。こうして私たちは、ますます多くの時間をSNSに費やすようになる。そして、別のことをする時間がますます減っていく。
また、本書では、次のようなことも述べています。
SNSの開発者は、人間の報酬システムを詳しく研究し、脳が不確かな結果を偏愛していることや、どのくらいの頻度が効果的なのかを、ちゃんと分かっている。時間を問わずスマホを手に取りたくなるような、驚きの瞬間を創造する知識も持っている。「『いいね』が一個ついたかも? 見てみよう」と思うのは、「ポーカーをもう1ゲームだけ、次こそは勝てるはず」と同じメカニズムなのだ。
このように、私たちの日常生活にその一部としてすっかり浸透した様々なツールには、我々の本能や欲求を利用し、あえてスマホに向かいたくなるような仕掛けが組み込まれているという訳です。
ここまで書いて、読んでいる皆さんの中には、
「じゃあ、スマホを使うなと言うのか、そんな事は現実的に出来ない。」
などと批判の声もあがってきそうです。
僕は決してこうしたソーシャルメディアを悪く言っている訳ではありません。かく言う私もSNSからYoutube、Netflexなどを日常的に利用しているユーザーの一人です。
ここで伝えたい事は、そうしたソーシャルメディアの多くやスマホそのものを使用するにあたって、そうした「モノ・情報を使う側の人間」であって欲しいという事です。
そこでやはり、僕が提案するのが、「読書」による「脳のアップデートとメンテナンス」になります。
今の時代の、情報を取り入れるにあたってとても多くの選択肢がある中で、本を読む事にも目を向けて欲しい…
近年、若い世代では特に、やり場のない閉塞感に包まれて、そのまま精神の不調に陥ってしまうケースがよく見受けられます。
要因は1つではないと思いますし、僕自身もメンタルは強い方ではないので偉そうなことは書けませんが、やはりこのSNSを始めとしたツールの使用時間が圧倒的に増え、一方で読書への関心が無くなりつつあるのは、とても大きな要因だと思っています。
改めて、読書の大切さを一人でも多くの人が再認識して欲しいです。
少し話は変わりますが、僕が尊敬している人物の一人に稲森和夫さんという方がいます。
稲森さんの著書「人生の王道」の一部を紹介しようと思います。
今の教育現場は、日本という国について教えることにあまりにも腰がひけています。グローバルに生きる時代だからこそ軸足をしっかり据えなければ、日本人は世界の中で「根なし草」になってしまいます。
本書は、稲森氏が最も尊敬する人物の一人であり、また幕末から明治初期という激動期を生きた、薩摩の偉人西郷隆盛の教えをまとめた「南洲翁遺訓」をひも解きながら書いているものになります。
ここでは、グローバルに生きる時代だからこそ、海外の様々な文化や風習などを取り入れる前に、日本人一人一人がまずは自らの国を知らないといけないというような事を述べられています。
今までの話と多少食い違っている部分がありますが、今の時代はスマホ一つで世界中のモノや情報と繋がる事が出来るようになりました。
便利な反面、膨大な量の情報が容赦なく流れ込んできます。
その時にしっかりとそうした情報の良し悪しを見極めて、取捨選択が出来るか、、、
それは僕が始めに書いた「モノ・情報から自分を守る」という事にもなります。
あるいは「グローバル」という大きな視点で考えなくても、普段の生活の中で自分に流れてくる情報に良し悪しの区別が出来ているかが大事になってくると思います。
以上が今回のブログで僕が書きたかったことになります。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
元々、「読書」をテーマに色々書こうと考えた時から、最後の回には「読書を始める(習慣化する)工夫」を自分なりのアイデアで書いてみようと思っていました。
今日の追加のブログで全四回になりましたが、明日最後のブログでは実践編といいますか、読書を習慣に出来ていない人・読書を全然しない人に薦めたい、普段の生活への取り入れ方などを書いてみようと思います。
連日、いつも以上に気合を入れて書いています。
(かなり疲れています(笑))
明日が最後なので、明日も是非読んで頂けたら幸いです。
それでは今回はこの辺で終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。