繰り返す日々に、輝きを灯すには
最近意図的に、「少しだけ新しいこと」を生活の中に取り入れてみている。
全くの新しい挑戦ではなくて、今まで普通にやっていたことをベースに少しだけ手を伸ばしてみるようなイメージ。
例えば、今まで切り花を飾っていたのをプランターのお花にしてみたり。
休日のランチに作ったことのないレシピを試してみたり。
今までアロマは無印良品のアロマストーンで楽しんでいたけれど、ディフューザーを取り入れてみたり。
本当にちょっとしたことなんだけど、これが結構良い効果があると感じている。
きっかけは、今年の夏がほぼ丸々緊急事態宣言下にあって、あまりにも生活パターンが固定化されすぎていると感じたからだ。
そのこと自体は悪いことじゃない。
毎日同じパターンで生活することは精神的な安定につながると感じるし、特に宣言下のような不安感やストレスが大きい時期には、あれこれ手を出すよりもそれまでの習慣を守る方が無理なく生活できる。
だけど、コロナ第5波がだいぶ落ち着いてきたにもかかわらず、私の生活パターンはあまり変わらなかった。
そのことにふと、違和感を感じた。
人間には恒常性機能が備わっているから、一度固定化された生活パターンは能動的に変えていかないとなかなか変わらないのだと思う。
私が感じた違和感は、自分が恒常性の中にとどまっていることへの違和感だったんだろう。
そこで取り組むようになったことが、ちょっとだけ新しいことをしてみること。
これ、驚くほど気分良く過ごせるようになるから、ぜひ試してみて欲しい。
玄関にプランターのお花がきれいに咲いていて、家に帰る度に新鮮な嬉しさに胸があたたかくなる。
はじめて作ったレシピが美味しければ、その日1日が良い日だったと感じる(たとえ嫌なことがあったとしても!)。
ディフューザーで楽しむアロマはアロマストーンとはまた香り方が違って、新しいアロマオイルを試してみたくなる。
習慣として繰り返している中で得られる楽しみも良いけれど、それとはまたひと味違った嬉しさや幸福感があるのだ。
4歳の息子は、最近おいしいものを食べると「とっても幸せ~!」と言う。
そんな表現どこで覚えてきたのか分からないが、4年しか生きていない彼にとっては毎日なにかしら新鮮なことがあるようで、新しい発見に出会う度に全身で喜びを表現している。
大人になると自分から見つけに行かない限り、なかなか新鮮な喜びに出会えない。
全くの新しいをするのはエネルギーがいるから、大人の毎日には「ちょっとだけ新しいこと」がちょうどいい。
次の休日には、今まで使ったことがないアロマオイルを買いに行こう。
どんな喜びと出会えるのか、今から楽しみだ。
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