家事にスタイルを持てば、人生がクリエイティブになる。
子どもを産んでから、「家事」の持つ意味が変わった。
独身の頃から家事は嫌いではなかったけれど、それ以外に優先順位の高いことがたくさんあったし、仕事が忙しすぎて手が回らないこともあった。
だけど4年前に息子を産み、育て、"生活"というものがより色濃くなる中で、毎日細々と家事をしていくことは息子だけでなく自分のことも育ててくれるなあと感じるようになった。
私は別に"丁寧な暮らし"なんてしていない。
お掃除ロボットから食洗機、洗濯乾燥機まで毎日フル活用だし、マシンでもできることをあえて手作業ですることには現状興味はない。
便利なモノをフル活用しつつ家族の毎日がつつがなく快適に回っていくこと。
経済的にも生活力的にも(そしておそらく精神的にも)自立して、パパ・ママ(←私)・息子のチームとして日々の暮らしが遅れていること。
私が好ましく思うのは、きっとそこから派生する安心感や達成感、自立してる感、そういうものにあるのだと思う。
べき。ねば。
一番の敵は、これだろう。
周囲の声とか、世間体とか、(多くの場合)自分自身の母親や養育者から受け継いだ自分を縛る価値観に振り回されず、いかに自分と自分の大切な人たちが笑顔で暮らせるか。
ここがキモだなあと、母親4年目にして思う。
家事とは呪縛から解き放たれたクリエイティブな人生を形成するための、最も基盤となるTODOなのだ。
え、おおげさ?
家事は、どんな家族構成でも1人暮らしでも、生きている限りずっと続く。
自分じゃ手に負えないからお金を払ってプロに委託する場合であっても、手続きなどのTODOは発生するわけだから立派な家事だ。
要は、自分と自分の大切な人が心地よく暮らせるスタイルが確立されれば、それでいい。
そこに誰かが口を挟んだり、ちゃちゃを入れる筋合いはないはずだ。
最も身近で、最もクリエイティブ。
逃げられないからこそ、家事にスタイルを持つことは人生を豊かにすると信じてやまない。
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