意外と人生は終わらないから、幸せな時間で満たしてみることにする。
私は洋服が好きだ。
そのシーズンに着たい服を取りそろえてクローゼットに並べ、そこから毎日その日の予定と気温と気分に合わせて服を選ぶ。
様々な側面で”しっくり”なコーディネートが組めた日は、1日中気分がいい。
私は文章を書くことが好きだ。
仕事でも毎日書くし、休みの日もお気に入りのPCを片手にスタバに向かう。
お気に入りのスタバの、お気に入りの席からはきれいな銀杏並木が見える。
鮮やかなイエローを眺めながら書こうと思っていたネタに思いを巡らせる時間は至福のひとときだ。
私は料理が好きだ。
平日の料理は簡単にできる定番メニューを繰り返し作りつつ、休日は凝ったメニューに挑戦することもある。
美味しいものを美味しいねと言い合いながら家族と食べたり、平日休みに自分のためだけにランチを作ったり、お菓子が焼けるにおいがリビング中に広がったり。
そういう時間には、幸せを感じる。
大人になってから気がついた。
人生は意外と長く、何があっても、何もなくても、日々の生活は淡々と続いていく。
朝が来れば夜が来るし、夜が明ければまた朝になる。
そのことに気がついたとき、私は軽い絶望を味わった。
いつまで頑張ればいいのだろう、どこにゴールはあるのだろうと。
だったら、毎日を楽しく過ごせばいい。
幸せを感じる時間を、そこかしこに散りばめればいい。
そう考えられるようになったとき、私の人生は次のステップに進んだのだと思う。
苦しみの循環の中から、少しずつ光の差す方向に歩み始めることができたのだ。
そして今、私は人生のゴールが見えないことに、幸福を感じている。
よかった、私の人生はまだまだ続くし、色々な可能性も秘めている。
そう力思えるのは、洋服や文章や料理や、私に力をくれる"好きなこと"のおかげ。
意外と人生は終わらないし、ゴールも訪れない。
いつか訪れる終わりの時まで、私の日々は幸せな時間に満ちていく。
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