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夢をかなえるゾウ0

どうも、読書家のヒデです。
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今回は文響社(ぶんきょうしゃ)さんから2022年5月24日に出版された、水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ0』をご紹介したいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせてください。

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それでは本題です。

みなさん「夢をかなえるゾウ」のシリーズは読まれてますか。

現在まで1〜5まで出版されていて、今回ご紹介するのが、最新刊の5作目の0になるんですが、読まれている方なら、知ってる方も多いと思うんですけど、この「夢をかなえるゾウ」のシリーズは、ガネーシャというゾウの格好をした、何故か関西弁の神様が、夢を叶えたいと願う人のもとに降臨して、夢をかなえるための課題をたくさん出していくんです。

その課題をこなしていくことで、徐々に夢の実現に向かっていく物語なんですけど、今回、このガネーシャが降臨した先の青年というのが、会社で上司のパワハラに悩まされながらも、会社を辞められない青年なんです。

そして、この青年には...夢がないんです…

もともとガネーシャは、夢の叶え方を教えるために降臨してきたのに、夢がないという青年の言葉を聞いて、床をのたうち回るくらいショックをうけるんですが、そこはガネーシャは神様ですから、「夢がないなら夢の見つけ方を教えたる」と言って、いつものように、青年にたくさんの課題を出していくんです。

本物の夢とは一体どんなものなのか?

どうすれば本物の夢を見つけることができるのか?

ガネーシャから出される課題は過去の偉人たちがこなしてきた習慣でもあり、その気になれば誰にでもできるものばかりです。

そんな課題の中から、私自身が自分の習慣として取り入れたいと思ったものを厳選して、3つお伝えしたいと思います。

日の出を見る

日の出を見ると言う事はもちろん、朝、早起きをして朝日を浴びると言うことです。

地球が誕生してから46億年、人間はおろか、生物が生まれるずっとずっと前から太陽というのは、毎日美しい光で世界を照らし続けてきたんです。

その光が、植物に栄養を与えることで酸素が生まれ、他の生物の呼吸を助ける。また、植物は他の生物の食べ物になり、その生物も他の生物の食べ物になる。こうやって地球上のありとあらゆる生物が存在できるのは、太陽のおかげなんです。

そんな太陽の光を前にしたら、自分という存在や、自分の持つ悩みというのが、ちっぽけなものに思えてくるんです。

そして何よりも、早起きの1番のメリットは、「早朝という時間は、誰の邪魔も入らない1番自由に使える時間が生まれる」ということじゃないでしょうか。

早起きをすることで、毎日忙しいビジネスパーソンの方も、誰にも邪魔されず、自分の本当にやりたいことに時間を使えるんじゃないでしょうか。

さらに、太陽の光を浴びると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。

セロトニンにはたくさんの効果があって、脳を覚醒させたり、体の活動性を高めたり、食欲をコントロールしたり、ストレスを軽減させる効果もあるんです。

そして、セロトニンはメラトニンと言う物質とも深い関わりを持っていて、メラトニンは眠気を誘う脳内ホルモンのことです。

セロトニンの分泌が盛んになる昼間は、メラトニンの量が減少します。そして夕方以降は、セロトニンの分泌が抑制されて、反対にメラトニンの分泌が活性化していくんです。

昼間のセロトニンの分泌量が多いほど、メラトニンの分泌量も多くなるんです。その理由は、メラトニンと言う物質はセロトニンから作られるからです。

要するに、セロトニンが少ない人はメラトニンの量も少なくなってしまうんです。そうすると夜になっても眠気を催にくくなって、寝付きが悪くなったり、寝不足になったりしてしまうんです。

逆に、朝日を浴びてセロトニンの分泌量が多くなればなるほど、メラトニンが分泌されやすくなるので、睡眠の質を高めることにつながるんです。

睡眠の質が高まれば、朝、早起きをしても、すっきり目覚めることができて、また朝日を浴びて、セロトニンの分泌量を増やし、夜の睡眠の質を高めるという、好循環が生まれるんです。

生活に「初めて」のものを取り入れる

ガネーシャは、「夢とは、こうなったらどんなにすばらしいだろう、こんなことができたらどんなに幸せだろう、と思いをめぐらせること。つまり未来という分からないものに対してワクワクすること。それこそが夢なんだ」と言っています。

ペニシリンを発見して、ノーベル生理学医学賞を受賞した、細菌学者のアレクサンダー・フレミングは、どうして偉大な発見ができたんだと思いますか。

普通に考えたら、その理由はただひたすら研究を続けていたと思われると思うんですけど、実は彼は、細菌を使って文字を書いたり、細菌を変化させて色を作って絵を描いたりしていたんです。

要するに、細菌で遊んでいたんです。

彼のそうした行動が、細菌サンプルに、たまたま付着したカビを詳しく調べてみようという気にさせ、そのカビに殺菌作用があることを発見したんです。

人間は、未知なるものにこそ喜びを見いだす存在なんです。いつもと違う道を歩く、普段とは違うものを買う、見知らぬ店に入る、話したことない人と話をしてみる。どんな些細な事でもいいので、日々の生活に「初めて」を取り入れることで、喜びを感じることができるんです。

そうした行動は、夢を見つけるための視野を大きく広げてくれるんです。

私自身も、SNSの発信や、スタンドFMの音声配信だったり、いろんな新しいことに挑戦してるんですが、やっぱり初めてのことをするっていうのは、分からないことがあって、迷うこともあるんですけど、楽しいなと思うことの方が断然多いんです。

それを続けていったら、この先どんな未来が待ってるのかワクワクしてくるんです。

皆さんも日常の生活に何か1つでも、どんな些細な事でもいいので、「初めて」のことを取り入れてみてはどうでしょうか。

やりたくないことを全部書き出して、やりたいことに転換する

人は、やりたい事はなかなか思い付かないけど、やりたくないことってたくさん思いつくじゃないですか。

そのやりたくないことを1度、全部紙に書き出すんです。たとえそれが、愚痴っぽくなってしまっても構わないので、書き出してみてください。

例えば、「会社に行きたくない」とか「課長と働きたくない」とか「満員電車に乗りたくない」「飲み会に参加したくない」「休みの日まで仕事の電話を受けたくない」とか、いろいろあると思うんですよ。

仕事の事だけじゃなくても、普段の生活の事でも構わないんです。

とにかくやりたくないことを全部書き出すんです。

そうやってやりたくないことを全部書き出したら、次に、やりたくないけど、やったほうがいいと思うことを、そのリストの中から消していくんです。

例えば、リストの中に、会社に行きたくないと言う項目があったら、本当は会社に行きたくないのではなくて、その会社にいる、誰かと働きたくないと思っているのではないか、本当の理由を探ってみるんです。

人間関係が悪くて、その会社に行きたくないのか、そもそも会社という組織で働きたくないのか、自分で自問自答してみるんです。

そうやって消していって、本当にやりたくないことが残ったら、今度はそれを、ひっくり返してやりたいことに変えてみるんです。

例えば、ダイエットしたくないという項目があったら、それをひっくり返して、何も気にせずに食事をしたい。勉強したくないという項目があったら、もっと気軽に学びたい、〇〇さんと働きたくないという項目があったら、信頼できる仲間と働きたい。

こうやって、やりたくないことをやりたいことに転換していくと、自分の気持ちがどんどん明確になってきます。

やりたくないことを書き出すのは愚痴を書き出してるようで気が引けるかもしれませんが、それを反転させて、やりたいことにすると、心が前向きになって本当に自分のやりたいことが見えてきます。

今回ご紹介したのは3つだけでしたが、本書にはまだまだ夢を見つけるための課題が溢れているので、「やりたいことが見つからない」「将来の夢がない」、そんな方は本書を手に取ってもらって、ガネーシャの課題をぜひ実践してもらえたらなと思います。

「夢をかなえるゾウ」のシリーズは、全てが物語になっているんですが、今回の物語は、ガネーシャのペットで、夢ソムリエのバクが登場したり、ガネーシャの父にして最高神のシヴァが登場したり、これまで謎に包まれていたガネーシャの生い立ちや、ガネーシャが「人間の夢を叶える理由」が明かされて、物語としても楽しめるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

今回は以上です

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

それでは素敵な1日を

読書家のヒデした

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