ノンアル志向の時代に、「ハレの日」をどう作るか
昨年の秋頃からお酒を飲まなくなって早半年。
これまでも体調の問題などでお酒を飲まない期間があった私ですが、今回はまわりにもお酒を飲まない人が増えてきたこともあり、このままお酒を飲まない人生になるんじゃないかとすら思っています。
実際アメリカではノンアルドリンクがトレンドのようで、ノンアル派でもバーで楽しめるお酒が続々登場しているもよう。(下記記事参照)
記事の中でミレニアルズがなぜノンアル志向になりつつあるのかについて、記事では「JOMO」というキーワードをもとに下記のように解説しています。
“JOMO(Joy of Missing Out、参加しない喜び)” を知っているミレニアルズは、かつてなかったほどに外出しなくなっている。だがこれらの独創的なカクテルは、酒を飲む人にとっては、自分では再現するのが難しい特別な体験となるだろう。(ELLE GOURMET)
ここでいう『参加しない喜び』とは単に人との集まりを遮断するという意味ではなく、自分が快適に感じられる生活スタイルを崩すことなく、無理せず楽しめる空間の価値が高まっているということなのではないか、と個人的には思っています。
お酒の場が楽しいのはそもそもそこに集う人たちが好きだからであって、ミレニアルズにとっては、たとえお酒がなくても本音で楽しく過ごすことの価値が高まっているように感じます。
だからこそ記憶をなくしたり次の日に体調が悪くなるほどお酒を飲む必要はないし、健康のことを考えたら飲まずにすむならアルコールを摂取しない方がいい、と考えるのは自然な流れです。
つまり健康志向という大きな流れの中で、ノンアル派が増えるのは当然であり、これからさらに加速していくのではないかと個人的には思っています。
一方で、お酒を飲まないからといって飲みに行きたくないわけではなく、私も夜ごはんに行ったり、飲みの場に顔を出すことは多々あります。
夜には夜の楽しみがあり、特に『ハレの空間』は夜であることが多いからです。
ただ、増えてきたとはいえまだまだノンアル派は少数派であり、行きづらい場所もあります。
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