物語は、『買った後』にはじまる
『ファネル型から、循環型へ』
先月登壇したEC CUBE DAYで、これからの購買行動についてそんな話をした。
最近『ストーリー』の重要性が至るところで語られているけれど、その多くは最終的に買ってもらうことを意識したファネル型の発想が根底にある。
しかしSNSが口コミを可視化するようになった今、買ってもらった"あと"のコミュニケーションがますます重要になっている。
「買ったあとこそが関係性のはじまり」なんて言葉は昔から使い古されているものではあるけれど、それが綺麗事ではなくなってきているのが今という時代なのだと思う。
だからこそ情報発信にしても、「買ってもらうために伝える」ではなく「買ってもらった後のコミュニケーション」の重要性が高まっている。
つまり「この商品を買ってよかった」「このブランドを応援してよかった」と思ってもらえるコンテンツを置いておくこともまた、これからの時代の情報発信のあり方なのではないかと思う。
そういった流れもあって、今回「買ってくれたあなたへ」というお題でnoteを募集することになった。
買ってくれた人に伝えたい自分たちの思いをnoteに置いておくことで、実際に購入した人がより深くブランドを理解できるのはもちろん、それを読んで“結果的に”買いたいという人も増えるかもしれない。
もちろんブランドだけではなく、飲食店や本の著者の人たちにも書いてほしいし、有料noteを買ってくれた人向けの文章もたくさん上がってくるだろうなと思っている。
これからますます個人間の買う・売るという行為のハードルが下がる中で、単に生活のためにお金をやりとりするのではなくそこに気持ちや意味を乗せていきたい。それによって、「誰もが好きなことをやって生きる」という世界に近づくのではないかと思う。
先週公開されたBASEのインタビューでも、そんな話をさせてもらった。
コミュニケーションは、買ってもらう前だけやればいいものではなく、長く続く関係性の中で時折「買う」というイベントが発生する、というのがこれからのブランドの考え方になっていくはずだ。
「買ってくれたあなた」のことを思いながら日々の業務にあたること。
それこそがこれからのブランドに欠かせない視点なのではないかと思う。
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