【埼玉西武ライオンズ】2024年度主力選手のドラフト順位を確認(上位が多いのか?)
少し前Twitterでこんな内容のツイートを目にした
「埼玉西武はドラフト1位ローテーション」
このツイート見て、やっぱ上位の選手の方が活躍してるのか〜って思った。でも平良は5位だし、意外と下位の選手も活躍してるのではないかと気になった。
私、気になります。(千反田える)
そこで現在の主力選手は本当にドラフト上位が多いのか、下位も意外といるのかを確認する。
最初は西武だけやろうと思ったけど、比較対象は必要だと思うので、パ・リーグ6球団はやろうかなと思う。
ドラフト上位・下位の線引きなんだけど、1,2,3位を上位、それ以外を下位とする。3,4位は中位って言われることもあるんだけど、今回は中位という概念は無視。
投手
先発(70回以上)
規定投球回だとあまりにも対象が少ないので約半分の70イニングに設定
今井達也 16年ドラフト1位 高卒8年目
防御率:2.46 勝利:9 敗戦:8 投球回:164.1 奪三振:188
隅田知一郎 21年ドラフト1位 大卒3年目
防御率:2.81 勝利:9 敗戦:8 投球回:163.1 奪三振:138
武内夏暉 23年ドラフト1位 大卒1年目
防御率:2.29 勝利:9 敗戦:6 投球回:137.1 奪三振:102
渡邉勇太朗 18年ドラフト2位 高卒6年目
防御率:2.67 勝利:3 敗戦:4 投球回:87.2 奪三振:50
高橋光成 14年ドラフト1位 高卒10年目
防御率:3.87 勝利:0 敗戦:11 投球回:81.1 奪三振:61
※松本はシーズン中に先発から救援へ配置転換、終盤に先発から救援へ配置転換
平良は先発で開幕も右前腕に張りが出て離脱、復帰後は救援へ配置転換
松本航 18年ドラフト1位 大卒6年目
防御率:3.93 勝利:1 敗戦9 投球回:66.1 奪三振:44 ※ホールド:6
平良海馬 17年ドラフト5位 高卒7年目
防御率:1.74 勝利:3 敗戦:2 投球回:46.2 奪三振:40 ※ホールド:9
他
ボー 32登板 70.2回
内訳
1位:5人 2位:1人 5位:1人
上位:6人 下位:1人
70イニングを超えているのが7人、そのうち1位が5人。
確かに西武はドラ1ローテーションと呼んで差し支えないかもしれない。
埼玉西武の先発はドラ1によって支えられている。
救援(20登板以上)
20登板以上の理由は特にない
主力と言う割に20は少ない気がするがまぁいい
佐藤隼輔 21年ドラフト2位 大卒3年目
防御率:1.75 登板:43 勝利:2 敗戦:1 投球回:36.0 奪三振:31 ホールド:15 セーブ:0
中村祐太 13年ドラフト5位 高卒11年目 ※広島入団
防御率:2.90 登板:26 勝利:0 敗戦:1 投球回:31.0 奪三振:16 ホールド:0 セーブ:0
本田圭佑 15年ドラフト6位 大卒9年目
防御率:4.11 登板:31 勝利:1 敗戦:4 投球回:30.2 奪三振:18 ホールド:10 セーブ:0
田村伊知郎 16年ドラフト6位 大卒8年目
防御率:1.98 登板:26 勝利:1 敗戦:0 投球回:28.1 奪三振:23 ホールド:0 セーブ:0
水上由伸 20年ドラフト育成5位 大卒4年目
防御率:5.14 登板:28 勝利:1 敗戦:1 投球回:28.0 奪三振:13 ホールド:6 セーブ:0
他
アブレイユ 51登板 48回
ヤン 37登板 30.2回
内訳
2位:1人 5位:1人 6位:2人 育成:1人
上位:1人 下位:4人
先発と逆転した。下位が多い。てか20試合とラインが低いのに5人しかいないの?って感じなんだけど、理由が以下
・アブレイユ:54試合、ヤン:37試合、ボー:32試合と外国人が3人いる
・松本、平良が先発としてカウントされている
・甲斐野が右ひじの違和感で17登板
やはり能力が高い選手は先発が多いのかも。もちろん適正はあると思うが。
野手(200打席以上)
捕手
古賀悠斗 21年目ドラフト3位 大卒3年目
打席:.263 打率:.233 安打:54 HR:3 打点:12 盗塁:0 出塁率:.288 OPS:.581
内野手
源田壮亮 16年ドラフト3位 大社8年目
打席:550 打率:.265 安打:132 HR:3 打点:19 盗塁:11 出塁率:.307 OPS:.644
外崎修汰 14年ドラフト3位 大卒10年目
打席:476 打率:.233 安打:132 HR:6 打点:39 盗塁:9 出塁率:.304 OPS:.635
佐藤龍世 18年ドラフト7位 大卒6年目
打席:317 打率:.255 安打:69 HR:7 打点:30 盗塁:0 出塁率:.344 OPS:.754
山村崇嘉 20年目ドラフト3位 高卒4年目
打席:233 打率:.219 安打:44 HR:2 打点:23 盗塁:1 出塁率:.268 OPS:.552
中村剛也 01年ドラフト2位 高卒23年目
打席:205 打率:.191 安打:36 HR:7 打点:14 盗塁:1 出塁率:.254 OPS:.626
外野手
西川愛也 17年ドラフト2位 高卒7年目
打席:305 打率:.225 安打:64 HR:6 打点:29 盗塁:5 出塁率:.259 OPS:.596
岸潤一郎 19年ドラフト8位 独立5年目
打席:289 打率:.213 安打:57 HR:6 打点:25 盗塁:4 出塁率:.257 OPS:.567
蛭間拓哉 22年目ドラフト1位 大卒2年目
打席:232 打率:.220 安打:47 HR:1 打点:16 盗塁:3 出塁率:.266 OPS:.547
長谷川信哉 20年ドラフト育成2位 高卒4年目
打席:216 打率:.179 安打:34 HR:1 打点:6 盗塁:8 出塁率:.264 OPS:485
内訳
1位:1人 2位:2人 3位:4人 7位:1人 8位:1人 育成:1人
上位:7人 下位:3人
3位が多くて、4,5,6位が0人。なかなか尖ってる、のかも。
A代表経験がある、古賀、源田、外崎、中村は全員上位指名だった。
まとめ
・先発
1位:5人 2位:1人 5位:1人
上位:6人 下位:1人
・中継ぎ
2位:1人 5位:1人 6位:2人 育成:1人
上位:1人 下位:4人
・野手
1位:1人 2位:2人 3位:4人 7位:1人 8位:1人 育成:1人
上位:7人 下位:3人
合計
1位:6人 2位:4人 3位:4人 5位:2人 6位:2人 7位:1人 8位:1人 育成:2人
上位:14人 下位:8人 14/22 63.6%
母数自体はドラフト下位(育成も含む)の方が多いが、上位指名の方が多いという結果になった。
同じ条件(先発70イニング、救援20登板、野手200打席)でパ・リーグの他の球団もまとめてみようと思う。
〇〇は育成がうまい球団、〇〇は育成が下手な球団とか言われてるのをTwitterで見かけるけど、下位の割合が高い=育成が上手い球団というわけでもないと思う。
球団によって補強ポイントも違うし、ドラフトの方針も違う。
ましてや今回は2024年に限ったまとめなので、1年の成績だけは参考程度だろう。
下位の選手を上手く1軍の戦力にするのも大事だけど、上位の選手をいかにコアメンバーにするかが大事だと俺は思ってる。
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