石井妙子の女帝にあえて反論。東京都感染拡大防止協力金のどこが神対応だったのか?毎日更新!知的SNSQuoraを使いこなすヒントメモ22
今回は、石井妙子さん著の女帝で、小池百合子さんが叩かれてかわいそうだから、あえて彼女が断行した東京都感染拡大防止協力金について賞賛してみる。
1 小池都知事が制度を作ると言ってから、ほぼ毎日会見を全てYouTube等で公開してきた。
しかも凄いスピード対応!
ライブ配信でコメントをつけると、ありえない速さで問題点が改善されていった。
SNSアカウントを巧みに使うことで、政策に反映。
まさに女帝。
2 厚生労働省の雇用調整助成金とは、比べ物にならないぐらいのホームページの見やすさ。
必要書類はスマホで写メで申請を可能にした奇跡!(経済産業省が後に持続化給付金で真似をした)
もちろん郵送も可能。
3 新型コロナウイルスクラスター対策班の資料をしっかり分析して、休業要請の相手先を決定。
これらを本当によく調べてます。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部クラスター対策班
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」
Quoraの新型コロナウイルス情報室、Coronavirus、Coronavirus Watch、を読みながら勉強して、苦手な理系の知識を必死に読んで、先を予想して準備しました。
簡単にまとめますと、主な原因はミスト。
普通に会話をするとツバはすぐに地面に落ちます。
クラブ、カラオケ、飲食店は、大声を出すと、ミストになり、ツバが空間に落ちる時間が長く、感染が起きるところに焦点をこの協力金はしっかりと絞りました。
4 本来ならば協力金を支給するには躊躇する、風俗や高級クラブ、キャバクラ 、ガールズバー等にも支給という賭けに出た。
5 休業の証明が簡単
ホームページに休業と載せてアドレス等を載せるなどするだけ。
ホームページのない人は、店の入り口に休業と書いた紙を貼って写メを送るだけ。
6 審査に専門家のサインがあると支給が速い。
専門家の対象は、公認会計士、税理士、中小企業診断士。
そこに辿り着けない事業者のために、各地の青色申告会の協力を取り付けるミラクルに成功。
そのあとなんと行政書士でもオッケーにする大ミラクルにも成功。
7 6の方々の専門家に協力してもらうため、都が作業料金8千円の負担を約束。
これなら専門家の方々も協力してくれます。
8 休業しないで協力金をもらう人を防ぐために、もらった人をホームページで発表。
9 休業前に営業していた証拠がすぐに手に入りやすい。
コロナで税務署に行けなかった事業者のため、令和元年の確定申告書がない場合、平成30年の申告書等でもよいなど、対応に柔軟。
経済産業省の持続化給付金は、序盤は平成31年の確定申告書が必要であった。
10 企業で複数の事業所等がある場合、複数ならばさらに50万円もらえ、計100万円が一括で企業の口座に入金される。
11 倒産危機にある飲食店等については、感染拡大防止協力金を貰って、休業期間中でも短縮営業が許される神対応。
12 相談窓口は、なんと休日でも対応。
13 政府の雇用調整助成金が全く使えないため、不足する審査窓口の人手不足に学生アルバイトを採用。
ダメな政府を学生だけでもフォロー。
14 ここまで徹底しましたら、流石に多くの事業者が休業に応じてくれ、成果は出るわけです。
凄い賭けに出て、彼女は勝ったのかもしれません。
#私のイチオシ 小池百合子都知事都政の中で、最も評価が高いのは、東京都感染拡大防止協力金。
小池百合子都政のすべてが悪かったわけではないと、あえて擁護を、中小事業者支援の現場から述べてみる。
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