『EQ2.0「心の認知指数」を高める66のテクニック』を読んで


はじめに

EQについて知ってから、多くの自己啓発書に言葉を変えながら記載があることがわかった。
EQを鍛えていくことが、自己の成長の始まりである。

以前の記事に記載したが、AI時代だからこそ、人の考えが必要である。


EQの伸ばし方

EQの4つのスキル

EQを伸ばすためには、4つのスキルを理解することが必要不可欠である。

「個人的なスキル」

①「自己認識スキル」
その瞬間の心の動きを自分で認識し、傾向を理解すること。
EQの土台となるスキル

②「自己管理スキル」
状況や人に対する感情をコントロールすること。

「社会的スキル」

③「社会的認識スキル」
他社の感情を正確に読み取り、相手の心の中で何が起きているか理解すること。
つまり、相手の視点に立って考える能力。
目配りや気配りができる力である。

④「人間関係管理スキル」
上記3つのスキルを駆使し、人との関係をマネジメントすること。


行動計画

本書では、複数高めるポイントが記載されているがかいつまんで記載する。
まずは、①「自己認識スキル」を高めることが第一歩である。
人間は、頭で考える前に、感情で反応するようにできている。
一例として、アンガーマネジメントでは、怒りを自覚して、数秒間我慢することが一つの手法とされている。

そこで一番大切なのが、正直さ勇気である。
今、どのような感情なのか理解できない人が多い。それは、複数の感情が合わさっているからでもあり、自分自身が認めたくない部分もあるからである。認められない要因は、ありのままの自分を知ると心が痛み、居心地の悪さを避けようとする傾向があるからである。

今どういう感情なのか考えることを習慣化し、少しずつ自分と正直に向きあっていくことが第一歩である。

この方法は、他の「自己管理スキル」「社会的認識スキル」にもいきてくる。

そして、最終的な④「人間関係管理スキル」につながっていく。
これは、一人で身につくものではなく、他人の協力が不可欠である。
例えば、「フィードバックをもらう」ことが大切である。
その際、それを素直に受け止めるために、自己認識や自己管理、社会的認識スキルが必要である。
それらを駆使し、自分のことを受け止め、次どう動くべきか考えていくという手順となる。

まとめ

多くの人は、EQをコントロールできていない人がほとんどである。
EQをコントロールできるようになることで、対人関係はもちろん、仕事の効率化やセルフマネジメントにもつながり、より充実な人生を歩めるだろう。


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