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字の上手さとIQもとい観察力の関係について

 たまに、字が汚い下手な人は頭がいい人が多いと聞きますが、自分的には観察力が優れている人が字が汚い人が多いと感じます。観察力が高い人は視覚情報から多くの情報を取り入れ抽出、識別する能力に優れているので、字が汚くても普通に読めてしまうのだと思います。逆に観察力がない人は字を綺麗にしないと上手く字を識別し、読むことができないので、字が綺麗になるようになっているのだと思います。
 しかし、字が綺麗だとしても観察力が高いだけで総合的なIQで字が下手な人より劣っているかというとそんなこともありません。あくまで観察力はIQを構成している要素の一つであり、IQには記憶力、集中力、思考力、理解力、情報処理能力、注意力など様々な分野の能力指数があります。観察力が高いからといって、誰から見ても頭がいい人となるわけではないのです。実は自分もよく字が綺麗とよく言われるのですが、観察力はそこまでなくとも周りからよく計算が早いだの、いろんな角度から物事を考えているんだねと言われたことがあります。逆に字が汚い人は観察力が高くても、他の能力は微妙なんてケースもザラにあります。それに、字が汚いのは本人が読むだけならそれでいいのですが、文章を先生や上司などの他人に提出するなど他の人に見せる場合は単純に他の人にとっては読みにくくて不快になりますし、汚い字を見せられるのはその人に対してのイメージダウンにも繋がります。そう、基本は字は綺麗な方がいいのです。だから、個人差でどうにもならない場合を除いて字は最低限読めるレベルで書いておいた方が個人的にはいいと思います。


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