お客様数が爆成長してたのに全くお金がない!あれ?
となった時の話。
MG研修に参加していると売上を追う危うさにいつも気づかされます。MG研修、参加したことなかったらぜひ一度参加してみてください。丸2日脳みそ沸騰しますけど笑。
実はちょっと違う話になってしまいますが、2012年に似たような経験をしたので書こうと思います。
リーマンショック後、ストックビジネスの構築に成功し1年で106社のお客様開拓が出来ました。
2012年の4月ころ、新しくパリピな従業員が入ってきてなんとか会社を楽しくドキドキさせながら新しい体験をさせようと考えてB君に
年末に100社開拓のお祝いをリッツカールトン大阪のイタリアンでお祝いしたいから10人で予約してくれるかな?
と指示しました。
この時点でお客様数はまだ20社前後でした。
B君はビビりました。まずリッツカールトンて美味しんですか?みたいな、いやいやリッツカールトンはホテルだから!みたいな問答はなかったですが笑、そんな高級レストランに予約しちゃって大丈夫ですか?
と言われました。
確かにそうだよね。いつまでにキャンセルしたら大丈夫かも聞いといて
と伝えました。
当時はレストランのことを考える余裕もなかったので、最悪キャンセルすれば良いかという気持ちで10人を春から年末のレストラン予約を入れさせました。
結果として106社のお客様を開拓出来たので人数もちょっと増えて13人でリッツカールトン大阪のイタリアンのスプレンディードで食事しました。
達成したなーという充実感と私も初めてのリッツカールトン大阪での食事で緊張してました。
そんな中、経理をしてもらっていたパートのCさんから
今月支払いが出来ないんですけど、どうしたらいいですか?
と言われました。
冷静なフリをしながらも恐らくまあまあ顔は凍りついてたと思います。私の報酬を支払わなかったら足りるかな?
と
聞くと
それならなんとか払えます。とのことだったので、とりあえず僕の報酬は後にして支払いを済ませてください
とお願いしました。
ここから味は一切分からなくなりました。話も何にも覚えていません。頭の中ではずっとぐるぐると考えが巡っていました。
おかしい。爆成長で106社も開拓したのになぜお金が足りなくなるんだろう。何のぜいたくもまだしてないのに。いやリッツカールトンで食事してるか笑
席を外し、当時のナンバー2に食事の後にちょっと話したいんだと伝えました。
結論的にはここから受注後は先入金に変更して今度はお金がやたらとジャブジャブして来ることになります。
大事なことは売上とかお客様が増加してるとかは会社が儲かってるわけでなく、利益が出てるわけでもないということです。お金も沢山あるというわけでもないということです。
売上という言葉の危うさ、忙しいから儲かってると思う危うさ、お客様が増えたら儲かってると考える危うさ。
その辺を学ぶのはMG研修で。
あ、MG研修の回し者ではありません。