「面白い」はもっとある。探究学習のnote、始めます
はじめまして、「教育と探求社」です。全国の中学校や高校で使われている探究学習のプログラム「クエストエデュケーション」を開発しています。
学校現場ではいま、探究学習が急速に広まっています。生徒自ら問いを立て、正解のない領域へと踏み込んでいく。それまでの「知識を教える」というスタイルとは、大きく異なる授業の風景が増えているのです。
探究学習を取り入れる学校に伴走するなかで、わたしたちは、いままでの「評価」にハマりきらない子どもたちの存在感が、どんどん増していることに気づいています。
鳥肌が立つほど、突き抜けた自己表現をする子どもたち。
詰め込み型の学校で、発想がハジけ始めた優等生たち。
半径5mの風景から、本質をつく問いを立てる生徒たち。
「学び」を通じて、子ども自身が変わるだけでなく、まわりの大人の「当たり前」が揺るがされたり、潜む「偏見」に気づかされたりすることもあります。
わたしたちも、探求の風景に立ち会うなかで、心を揺さぶられたり、自らの価値観が変わるような経験を重ねてきました。
そういう意味で、探究学習から生まれてきたものは、子どもだけでなく、世の中のいろんなものを「自由」にしていく何かをはらんでいるとも思っています。
子どもたちや携わってきた方々、教育と探求社のメンバーたちの話などをご紹介しながら、探究学習とは何なのか、みなさんとともに考えていく場になればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。