新潟発!井戸端会議の可視化サービス!@モノサシ
新潟発!組織の「つながり」を可視化するHRTechツール『モノサシ』に触れてきました
本日、株式会社モザイクワークの杉浦社長とお食事に行きました。実はモザイクワークさん、新潟発の企業で、私やwifeの故郷である新潟にも縁のある会社です。
杉浦さんは、新潟が誇るせんべいメーカー「三幸製菓」で16年間人事経験を積み、その後Yahooでも活躍され、2016年に起業されました。
現在、杉浦社長は新潟と東京の2拠点生活をされており、全国各地の企業を支援しているそうです。
モザイクワークは、杉浦社長が16年間の人事経験で感じられてきた「こんなサービスがあったらいいのに」を形にした支援内容が強みで、人事コンサルティングや採用代行などを現場に歩み寄る形で提供しています。特に昨年リリースされたHRTechツール『モノサシ』には、組織運営に対する斬新なアプローチが詰まっており、11月には本格リリースを迎えるとのこと。これは、従来にはなかった発想で、多くの企業の注目を集めています。
『モノサシ』のユニークなサービス特徴
『モノサシ』の特徴は、組織内のインフォーマルなつながりを可視化することにあります。従来の関係性可視化ツールは、Slackやチャットワークのやりとり、つまり単純なトランザクション量を基にしたものが多いですが、『モノサシ』は社員に「誰と心理的な安全性があるか」などを直接尋ねることで、社内の見えにくいつながりを明らかにするユニークなアプローチを採用しています。例えば、以下のような社内の重要人物をあぶり出すことが可能です。
• 直接の仕事には関わらないけれど、キャリア相談に親身に乗ってくれる人
• 経営と現場を繋ぐ「橋渡し役」としての存在感を発揮する人
一見、組織図に載っていない非公式なつながりや役割ですが、こうした隠れたキーパーソンの存在は、組織の健康に欠かせません。実際、古典的な組織論においても、チェスター・バーナードやヘンリー・ミンツバーグなどの研究者がインフォーマルな関係の重要性を説いていますが、今の企業ではまだ十分に活かされていない部分も多いのが現状です。
『モノサシ』が生む期待効果
「この人がいなくなったら職場が大変になる」「あの人は職場の精神的支柱」というリアルなつながりを可視化することで、組織内の隠れた課題が浮かび上がります。これにより、組織内での離職リスクの早期発見や、エンゲージメントの向上が期待でき、組織運営に大きな効果をもたらします。
また、『モノサシ』のネットワーク図を活用すれば、社員の心理的安全性、コミュニケーションの質、スキル継承性といった観点からつながりを分析でき、組織の課題やキーパーソンをより具体的に把握できるのです。
スポーツチームへの導入事例も!
さらに、驚いたのはスポーツチームでの導入事例です。アルビレックス新潟のプロサッカーチームやバスケットボールチームにも『モノサシ』が導入されており、チーム内のリアルなつながりをもとに、チームの状況に応じた柔軟な対応が可能となっています。プレーだけでなく、チームの結束力を支える「隠れたキーマン」を発見することも可能で、キャプテンマークを誰に渡すかを決める材料にするか等、健全なチーム運営に貢献しています。
導入が進む背景と課題
さまざまな企業やチームで導入が進んでいる『モノサシ』ですが、導入に当たっては「組織の恥部が明らかになること」も一部ネックになるそうです。ネットワーク図によって人間関係の相関図が可視化されることで、自社の風土や文化が丸裸になるため、社内に開かれた文化が重要だと感じました。
組織の新しいマネジメント手法を考えている方にとって、またとないアプローチとなるかもしれません。
ぜひ一度、トライアルでも使ってみてください!
新潟県民は郷土愛が強いので、地元の繋がりは大事にしていますよ!!🫶