彼に対して怒りを感じやすい人は背景を見る
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彼に対して怒りを感じやすい人がいるだろう。
こういう人は彼の背景を見るくせをつけた方がいい。
例えば、彼がゴミの分別を細かくしない人だったとしよう。
あなたは自分の正義に従い、「なんで分別しないのよ」と腹を立てる。
こういうのを直線的思考(リニア思考)という。従来の常識などに当てはめて短絡的に考える思考だ。
では、これを違った角度から見てみよう。
ゴミの分別意識というのはお金持ちの地域ほど高い傾向があるという。お金持ちの家の方がゴミの量も少ないそうだ。
この角度から考えてみると、彼のゴミの分別意識が低いのは低収入家庭の地域で育ったからかもしれない。
今のあなたがゴミは細かく分別するものでしょと思えているのは、彼よりも豊かな環境で育ってこれたからかもしれないのだ。
こう考えていくと頭ごなしに「なんで分別しないのよ」と怒るのも違う気がするだろう。
怒る前にゴミの分別事情を説明してあげる方が優先かもしれない。
こうやって様々な角度から人の背景までを考える思考を「システム思考」という。
短絡的に自分の正義を振りかざすのではなく、なぜそういう行動をするに至ったかを背景から考えていくのだ。
この思考法を身につけていくと、人に怒りをぶつけることが少なくなってくる。
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