タバスコのために料理を作る
突然ですが私はタバスコが大好きです。タバスコ美味しいよね〜。分かる〜。そして唐突に、タバスコに合う料理ランキングを作りたい!と思い筆ならぬキーボードをとっています。タバスコ愛を語りながら書いていきたいと思います。
私の家庭ではパルメザンチーズとともに毎日のように食卓の常連だったことを覚えています。小さい頃からタバスコのパッケージに書いてある文章を読むのがやたら好きなガキでした。今は変わっていますが、昔は長ったらしい「タバスコの魅力」を語った文章が載ってたんですよね。その頃のパッケージ欲しいなぁ…。ホームページやWikiでタバスコの歴史を学ぶのも好きでした。なんなら今もしてます。唐辛子・岩塩・ビネガーというたった3つのシンプルな材料から作られているタバスコ。アメリカはエイブリー島からこんなにも流通しているというのに製造地や製造方法は当時から変わっていないんですよ。すごい!(小並感)アントニオ猪木が日本に広めたという話は有名ですが、それ以外にも豆知識がたくさんあって楽しいですね。
大人になり、酒を飲むようになった私はタバスコをおつまみの一種として捉え始めました。タバスコは、つまみです。これテストに出ます。行きつけの居酒屋にも偶然なのか運命なのかタバスコが置いてありました。たくさんの魅力がある素敵なお店でしたが、きっとそのお店に置いてあったタバスコが私を導いてくれたのだろうと思います。ん〜、因果因果。
話は変わりますが、「タバスコを何にでもかける」と言うとめちゃくちゃ語弊がありますよね。私はわりと何にでもかけてしまいがちですけども。でもでも、決して見境なく常識の範囲を超えてかけまくっているわけではありません。例えば…友人などが作ってくれた料理や、お店で食べる料理にはもちろんかけません。あ、「これタバスコいったらウマいで!かけてーな!」と言われたら喜んでかけますよ。ただ、しっかり半分以上はそのまま美味しくいただいてから、ちょろっと…かけさせていただきます。
逆にサイゼリヤやすき家など、あちらから「タバスコ使えよ」と圧をかけられるような場では、それはもうドバドバといかせていただきます。それでもやはり人と並んで食べていると、少し気を遣いますけどね。こいつ全部タバスコの味にしちゃってるよ…っていう風に見られるのは当たり前ですから。私を理解してくれている人以外からは銀魂の土方だと思われていることでしょう。要するに、あくまで「タバスコの味が好き」なのであって「激辛にしたい」からかけているわけではないということを誰かに知っておいてもらえたら将来心置きなく墓に入れます。
あ、なんかちょっと気付いちゃったかも。私の中でのタバスコは中毒性のレベルでいうとお酒に近いですね。お酒も料理に合わせて飲めたら最高だけど、決してお酒がないとご飯が楽しめないわけじゃない。でもあったらハッピー!みたいな。そうそうこれこれ、こういうことが言いたかったねん。長々と誰でもない誰かに言い訳するかのようにウダウダ書いてしまいましたわ。インキャキモオタの底力。
そうして大人になったし、酒飲みになったことだし。誰にも文句を言われない環境で、自分のために、タバスコをかけるためだけに料理を作ってもええんでないか?といつからか思うようになり、気付いたらタバスコのための料理を作りまくるようになりました。
元から料理は好きな方で、母子家庭だったのもあり学生時代からよくキッチンに立っていたので、大人になってから「料理ってこんなに楽しいんだぁ」と気付くのは簡単でした(新社会人の頃は自堕落な生活してたけど…)。人のために作る料理も喜んでもらえて嬉しいし大好きですが、やっぱり自分のためだけに作る料理はもう次元を超えたウマさがありますよね。育児休暇中の今、まさにそれを実感しています。旦那はタバスコが苦手だから余計ね…。まあ別に旦那いても普通に目の前でドバドバしてるんですけどね。余談はこの辺にしておいて本題に移ります。
タバスコに合う料理10選
10. カレー
カレーにタバスコかけてる人マジで見たことないです。調べてみたら意外といるんでしょうか?みんな大好き美味しいカレー、基本的にはシンプルにそのままいただくのが筋だと思うんですけども、時折タバスコを振りかけるとそれはそれで幸せになれるのでオススメです。特にキーマカレー!彼はタバスコと大の仲良し。普通のタバスコでももちろん美味しいですが、ガーリックソースという種類のタバスコも最高に合います。私はカレーに結構にんにく入れるので余計イイんですよね〜。時には違った種類のタバスコを使うのもいろんな味わいが楽しめて良きですよ!
9. ポテトサラダ
みんな大好きその2、ポテサラです。ポテサラと言っても色々ありますが(ポピュラーなきゅうり入りのものだったり、おつまみに合うガーリックテイストのものだったり)…なんと基本すべてのポテサラにタバスコが最強です。でも、ポテサラにはガリガリのブラックペッパーが一番ですよね。最初はそれで存分に刺激を受け、それでも刺激が足りないという欲しがりタイムが来たらタバスコをぶっかけるのです。私はポテサラを一度作ると死ぬほど食うので毎回大量生産するのですが、そうなると途中でどうしても味変したくなっちゃうのよね〜。タバスコは味変の神様ですね。
8. ナポリタンスパゲッティ
ナポリタンといえば粉チーズとタバスコ。これはもう常識中の常識ですね。ではなぜこの順位なのか?そもそも全部最高に美味しいので順位なんてあってないようなものなんですけど、「なくても良い」が特に強いて言えるから…というところでしょうか。これは完全に私の好みなので悪口言わないで欲しいんですけども、極論、タバスコは主食なので、ナポリタンに対しては少し主張が弱いんです。ナポリタンはどのパスタよりもそのままが完成されている素晴らしいパスタだと思っていて。いやまあそれ言っちゃったらキリないんだけど…意外とタバスコはなくても困らないんですね。あ、でも粉チーズはないと困ります。あとやっぱタバスコもほんのちょっと。
7. 餃子
餃子にタバスコ?本気ですか?私は旦那にそう言われました。ええ本気です。だって餃子ってお酢入れるでしょ?タバスコもお酢ですよ。合わないわけがないんですよ。私はマヨネーズと合わせるのも好きです。もうめちゃくちゃやないかいって感じですが、私が好きな宇都宮の餃子店ではマヨネーズと唐辛子でいただくことを推奨されます。それほどマヨネーズも割と定番だと思っています。じゃあその唐辛子をタバスコにしてみたら…?と思い実践してみたらドンピシャだったというワケで。ぜひお試しください。マヨのコクとタバスコの酸っぱ辛さの絶妙なマッチングがクセになるはず。
6. アボカドとブロッコリーのサラダ
急になんかオシャレっぽいのきた。アボカドもブロッコリーも大好きな果物と野菜です。特にアボカドはタバスコ合いますよね〜。ブロッコリーも負けてません。ゆでたまごとミニトマトも添えて、マヨネーズ、オリーブオイル、塩、こしょう、レモン汁、にんにくとタバスコハラペーニョソースを混ぜたドレッシングでいただきます。あ〜最高。ハラペーニョソースとは、緑色のパッケージが目印のマイルドでさっぱりしたハラペーニョの風味が豊かなタバスコです。普通のタバスコの次に好きなくらい、扱いやすくて大好きです。他の種類のものと違って結構手に入りやすいのでスーパーで見かけたら買ってやって欲しいです。そうそう、ゆでたまごもめちゃくちゃタバスコ合います。
5. 納豆ごはん
また変なの出してきたよこの人…。もう料理でもないし。すみません。でも美味しいんです。納豆には付属のたれ、そしてオリーブオイルとタバスコ。物足りない日はにんにくチューブも入れます。朝ごはんにこれを食べると、ああ、今日も始まったな。ってなります。何で和食なのにタバスコが合うんだろう!?その秘密はやっぱり唐辛子とお酢やねん(誰)。合わないわけがない案件。しかし納豆自体が苦手な方多いのでなかなかオススメしづらいクセモノですが、私はぜひ納豆タバスコ宗派を立ち上げたいなと考えているので入信をお願いいたします。嘘です。
4. ピザトースト
ピザじゃなくてピザトースト?そうなんです、ただの食パンにケチャップ塗ってピーマンとか玉ねぎとかおうちにある野菜を切ってもりもり乗せて、チーズをもりもりかけてトーストしたものにタバスコがハチャメチャに合うのです。バジルなどのハーブ類をもりもり乗せても最高です。そして、タバスコは先ほども登場したハラペーニョソースをぜひお使いください。簡単なのに美味しすぎておやつにもぴったりですし、何よりタバスコもりもりして〜〜〜!!!っていう禁断症状が出た時に作りやすいのがいいですよね。
3. ジャーマンポテト
ワイの大好きなおつまみランキング5位以内には入ると思われる、とにかく大好きなジャーマンポテト。ジャーマンポテトも国やご家庭によりけりだと思いますが、我が家はじゃがいもとあらびきウインナーをシンプルにオイスターソースで炒めるだけの別名「じゃがいもとウインナーのオイスター炒め」に落ち着いています。なぜなら旦那がマスタード食べられないからです。気付きましたか?旦那の好き嫌いが多いことに(トホホ)。でもこれがまた美味しくて、がっつりタバスコをかけるのが最っっっ高なのです。こういうシンプルだけどガツンとしたタイプの料理には、タバスコハバネロソースやスコーピオンソースがぴったり。キリッとした刺激に飛びますよ。キンキンのビールで一杯やりたいですね。
2. タコス
さすがに予想できてしまう展開ですね。タコスにはタバスコが必要不可欠。なくても死ぬこたぁないけど、ないと死にます(?)。何と言っても、これまでに紹介した(他にもたくさんあるけど)どの種類のタバスコでもイケちゃうのです。他の料理に他のタバスコが合わないなんてことではありませんが、タコスはもうレベチ。マジで何をかけても美味しい。しかも、かければかけるほど超旨い。タバスコって元々牡蠣にかけるために作られたとか言われてますが、タコスのために作られたんじゃ?と言っても過言ではないくらい合うんですよね。あと最初にキーマカレーを紹介しましたがやっぱり挽肉との相性が良いんでしょうね。先日、友人とタコパして大量にタコスを喰らいました。それはそれは幸せな時間でした。ちなみにタコライスにもタバスコです。ただしゴハンなので合わない種類もあるかも。
1. トマトスパゲッティ
間違いなしの第1位です。トマトとパスタとタバスコは一心同体。マジで最高。語彙力なくなっちゃうどうしよう。とにかく食べるものに困ったときは、とりあえずトマト系のパスタを作っとけばOK。もちろんタバスコをかけるために、です。トマトとツナで簡単パスタしたり、トマトとベーコンや茄子でアラビアータにしたり、この時期は冷やしトマトとモッツァレラで冷製カッペリーニもいいね〜。アー!!食べたい!!!タバスコドバドバぶっかけて食べたーーーい!!!!!そしてこちらも、基本どの種類のタバスコでもバッチグー(古い!?)です。私はコストコで買ったビッグサイズのタバスコペパーソースがあるので大量消費の時はそれを優先して使いますが、気分によってガーリックソースだったりスコーピオンソースだったりと使い分けています。この後、ついでにソースの種類についても語ります。
ということでざっくりランキングでした。順位は正直ほぼ気にしてません。私がタバスコ食べたいな〜と思った時に優先的に作るものが自然と上位に来ていたかもしれませんしそうでもないかもしれません。
タバスコ亜種語り
さて、こちらの公式サイトでタバスコの種類をチェックすることができます。
あー眼福。ずっと見てられますね。こちらのソース情報ページの順番通りに自分語りしていきます。タバスコの後についている®︎はめんどくさいので省略します。タバスコオタクとしては本当は付けておきたいんですけど。
タバスコ レッドペパーソース
標準的なタバスコの原点であり頂点です。先ほども書いたように私はデカタバスコを愛用しています。とにかくドバドバ使いたい、という方はぜひコストコなどでデカタバスコを買うことをオススメします。なんちゅーか、もう見た目からしてイイですよね。食欲をそそるシンプルかつ洒落たデザインがたまりません。いつかタバスコのためにエイブリー島へ行ってみたいです。
タバスコ ハラペーニョソース
もう散々語り尽くした気がしないでもないですが亜種の中では一番愛用していると思います。本当に使いやすくて便利。サラダのドレッシングにすると多幸感半端ないです。マジで野菜に合います。単純に「今日はハラペーニョの気分だな〜」っていう気分の日とかも、ハラペーニョを用意せずともこれさえあれば簡単にハラペーニョが口いっぱいに広がります。もはや飲みたい。
タバスコ チポートレイソース
こちら、実はなかなか手に入らなくてむかーし実家で使ってたっきりなんですよね。もう味の記憶もありません。今自宅にあるタバスコがレッドペパー、ハラペーニョ、スコーピオンなんですが、さすがに今あるものを使い終わってから買おうかなと思い何年も過ごしてきました。サイトを見るとリッチでスモーキー、ステーキなどに合うとあります。絶対酒にも合うやん…想像するだけで美味しそう…。いいお肉を仕入れることができたら一緒に購入して試してみたいです。
タバスコ ガーリックソース
誰もが愛するガーリック風味抜群のタバスコです。私はかれこれ3本くらい使用しました。にんにく大好き人間なので、ついドバドバ使ってしまいます。にんにくって結構何にでも合うじゃないですか。なのでこのガーリックソースも結構何にでも使えて楽しいですよ。先ほど書いた通り今あるタバスコたちを消費せねばならないのですが、こいつはガチで仕入れたいです。ひたすらガマンしています。いや…今更だけどガマンする必要ある?別に買っても良くない?大人だし。
タバスコ ハバネロソース
最近出たものを除けば、タバスコブランドの中ではトップクラスの辛さ。サイトを見て思わず懐かしい〜と声が出ました。10年以上前、新社会人になったばかりの頃、毎日使ってました。一人暮らしのお供にこのハバネロを選んだ理由は「辛味が強いぶん節約できると思ったから」です。しかし結果めちゃくちゃ美味しくて一瞬で使い切り2本目買った記憶があります。普通のタバスコでは物足りない激辛好きの方にオススメです。
タバスコ スコーピオンソース
なんとハバネロを超えたスコーピオンが2017年に登場したのです。通常のタバスコソースの10倍もの辛さであるとして、当時は話題になりました。今自宅にあるのは2本目で、それはそれは辛いのでここぞという時にのんびり使っています。料理にガツーン!と刺激を与えたいとき、そして脳にガツーン!と刺激を与えられたいときに有効です。辛いけど。でもつらいからさではありません。辛いです。
タバスコ シラチャーソース
なんとなんと昨年またまた新作が出ました。シラチャーソースって少し前になんか流行ってましたよね。まさかタバスコから出してくれるなんて!絶対発売したらすぐに試したい!と思いそのまま月日が経ってしまいました。いやどこにも売ってなくない?結構探したんですけど…。でもこの目で実物を見て購入したいので、めげずに探します。甘辛さと旨みが特徴のようで、辛さを抑えたい方にもピッタリなんだとか。何にでもかけやすいシラチャーソースという馴染みあるジャンル、外観も良い意味でタバスコっぽくなくて手軽そう。素敵です。都内では発売に合わせてイベントも行われていました。いいな〜行きたかったな〜。
以上です。7種類もあるんですね。他にも日本には出ていないバージョンがあったり、他社からしょうゆバージョンが出ていたり、何なら全然関係ないところからパクr似せて作った商品が出ていたりなど…まだまだたくさん未知のタバスコがあります。いずれ制覇したいです。
終わりに
今日も、いつものようにタバスコをドバドバ。私は毎度「なんでタバスコってこんなに美味しいんだろな」と思いながら食事をしています。ほんなら好きに書き出してみよ〜。みたいな気持ちでこの記事を書きました。これによってタバスコ信者が増えたら嬉しいし、増えなくても嬉しいです。私以上のタバスコ信者様からのオススメがいただけたら、更に嬉しいです。ここまで読んでくださった方はありがとうございました。