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#01【読書記録】キャリアに向き合う際に読みたい本

先日、森岡毅さんの「苦しかったときの話をしようか」を読みました。

きっかけはTV番組「日曜日の初耳学」で反響があったという著者の熱血授業の回を見たこと。(正確には、良いと聞いて後日Youtubeで視聴)
密度の濃い内容に、食い入るように見たことを覚えています。
本も期待通り今後のキャリアを考える上で必要なことや大切なことがぎゅっと凝縮された素晴らしい一冊でした。

【参考】You Tubeへのリンクは以下


1|この本をおすすめしたい人

この本は、就職活動中の方だけでなく、
以下のような悩みをもつ全ての人にお勧めできます。

  • 自分のやりたいことがわからなくてモヤモヤしている…

  • 自分の強みがわからない…

  • 自分を就活の場でどのようにアピールしたら良いのかわからない…

私自身も新卒で入社した会社で仕事を続けて8年目。
仕事は面白くなってきたけど、1社経験しかなくてこのままで大丈夫かな…
自分の強みって何だろうか…と悩んでいる最中。
強みの見つけ方や自分をマーケティングする考え方が論理的・体系的に解説されており、悩みから抜け出すための解決の糸口が見えたような気がしました。

また、著者が社会人経験の中で苦しかったエピソードも記載されており、
苦難な状況に立ち向かう著者の強さに圧倒されると同時に、
自分も頑張ろうと刺激も得られました。

2|印象に残ったポイント

本の中では強みの見つけ方など具体的なワークも紹介されているので、
自分でノートに書き出して早速実践することができます。

【例】キャリア戦略の目的設定の仕方

キャリア戦略を考える上では仮説でも良いので
目的を設定することが必要であり、
その際のポイントとして以下のことを述べていました。

具体的な”こと”から発想するのではなく、”どんな状態”であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想”状態”から発想すること

(苦しかったときの話をしようかー第3章自分の強みをどう知るか)

よくやりたいことは何か?と問われることや人に問うこともありましたが、
知っている職種やイメージしやすい活動に限定される気がして
あまり良い問いかけではないと感じていました。
著者のアドバイスの通り、”こと”ではなくて”状態”にすることで
抽象度があがり、自分の目指したい目的地を言語化しやすくなりました。

【例】自分の強みの見つけ方

自分では言語化しにくい「強み」の見つけ方についても
とても実践しやすいヒントが得られました。

”強み”とは自分の「”特徴”とそれを活かす”文脈”がセットで初めて発揮される

”強み”を見つける最大の近道は、社会との関わりで気持ちよかった文脈(≒自分が好きなことをしている文脈)をどんどん列挙すること

今まで自分が好きだった「~すること」を書き出す際に必要なのは「動詞」
⇒最低50個、できれば100個くらいの好きな行動を動詞で書き出してみる

(苦しかったときの話をしようかー第3章自分の強みをどう知るか)

就活生の頃や仕事に悩んで転職を考えた時、自分の強みを洗い出そうとしたことがありましたが、その時間は本当に苦痛でした。
なぜなら、筆が進まない状況に自分の強みの無さを突きつけられる気がしたからです。

でも本書で紹介されている好きなことを書き出す作業は、
全く苦痛ではなく、むしろ楽しくも思えました。
悩んで、自己肯定感が下がっていた昔の自分に教えてあげたかった…!!笑

3|さいごに

今後のキャリアは一度計画を立てたら終わりではなく、
向き合い、軌道修正し続けるものだと思っています。

この本は節目節目で読み返すことで、たびたび自分に向き合うきっかけを
与えてくれる存在だと思います。
何度も読み返して、私らしいキャリアを作り上げて行きたいです。


📖本日の読書記録📖
苦しかったときの話をしようか
ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

https://amzn.asia/d/dg4jUQj


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