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デザイン内製化の意義を考える#1デザインとは？
デザインとは？まず、そもそも「デザインとは何か」という所から、改めて整理したい。大前提として、「デザイン」とは人間の営みに後から名前を付けたものだと考えている。
人類の歴史の中で、石器時代をなぜ石器時代と呼ぶのかと言えば、石器を作っていたと考えられているから。その「造形計画」の成長過程を見ることで、人間が人間になる様を考察し、人間が人間を定義している。
また、例えば「火」を扱う時、人間はそれ
デザイン内製化の意義を考える#2UXという罠
UXは目的になり得ない
UXは目的になり得ない
「デザイン」に匹敵するくらい、胡散臭い…じゃないや、近年多用される文言として「UX」という物がある。細部の話は置いておくとして、結局、何なんだ？という話を整理したい。
大抵の場合、「UXを向上するために、これをやりましょう！」という話は香ばしい。UX自体は目的にはなり得ない。デザイン自体が目的にならないのと同様に。
「UX上、これは重要だ
デザイン内製化の意義を考える#3デザイナーの輪郭
外注か内製かまず、デザイナーを企業の内と外、どちらに配置するかという問題がある。
スポットでデザインをさせたいのであれば、固定で人件費が掛からないので、外の方が良いだろう。一方、前述したように、諸問題をどうにかする手段の一つとして、デザインを取り入れるには内部に置いた方が良いだろう。
外部の人物であれば、依頼された内容には答えられるが、その背景にある問題まで踏み込むことができない。内部の人間で
