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ビジネスの拡大に、あなたの性格が影響する|ブランディングと商売

ビジネスの成功は性格に大きく影響されます。商売では正しい行動よりも、大胆さや柔軟性が求められるもの。成功する人はどんな行動をするのでしょうか。

Voicy No.0307 2023年5月1日放送
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(倍速で5分)


商売は、えこひいきされてなんぼ


商売にどっぷり漬かって、クライアントとか協業で関わっている会社の人と、売れるか売れないか毎日やっていると感じることがあります。

子どもの頃に教育されたことって、商売や自分をサバイブしていく上では、ほとんど真逆の教育だったと思っているわけ。

スキルが必要とか、みんなと仲良くとか、いろいろ学校教育で受けているけれど、俺は教育を批判したいわけじゃない。

「いい人トーク」というか兵隊教育というか、黙って人と同じことをやれという教育は、商売では全部「死に向かう打ち手」なんです。

お客様に選ばれるかは、いかにえこひいきされるかということ。
法を犯さず、いかに相手の気持ちを出し抜いてつかむかという競争です。

正しいことをやっているのに売れないというのは本当にかわいそうで、子どもの頃に受けた教育を信じているからだと思います。
商売では、お客様やファンの方の気持ちをホットにしないとダメだからね。


頭の良さより、性格が


その中で俺が結構大きいと思っているのは、ビジネスの成長拡大とか商売の世界とか、ブランドオーナーがうまくいくかどうかは、結構性格の影響が大だということです。

いろいろな方と協業したり紹介したりすると、商品もサービスもこの方のほうがおそらく優れている。でも、AさんとBさんがいたら、Aさんのほうの能力とか工夫とか努力とか真面目さとか、もしかすると商品も、Aさんのほうが優れたものを持っていたとしても、Bさんとどんどん話が進んでいくケースが、むちゃくちゃある。

これは性格の差なんだよね。

俺は世直しをしたいわけでも、人々を正しい方法に導く仕事をやっているのではなくて、商売とブランディングで、人生を豊かにするお手伝いをしているプロフェッショナルです。

だから、その観点で言いますが、ビジネスの拡大とか、結果を出すとか、壁をぶち破るときに、全部納得してからやりたいという性格の人って、やっぱり選ばれないのです。

すごく気を付けないと誤解を生む言い方になりますが、話半分ぐらいで、「ああ、なんか面白そうだからやります!」みたいな人がいます。こう言うと、その人はいい加減っぽいですが、「成功確率が100になるまで真面目に準備してからやろう」という人は、大体ダメなのです。

どなたかと仕事上の接点があって協業のチャンスがある。

勤めていらっしゃる方なら、上司から言われたことで「なんとなくわかるけど、なんとなくわからないぞ。でも、やってみたらいいことがあるかもしれないけど、痛い目を見るかもしれないぞ」という時点で、めちゃやるやつがいます。

そういう人は痛い目も見ているけれど、失敗してもチャンスがまた来るからうまくいくのです。

これって性格なんだよね。


冗談で始めた事業はうまくいく?


コテツのことを説明しておくと、俺は成功確率が五分五分でもスタートを切って、ダメだったら引き返せばいいぐらいでやっています。

でも、俺は事業家だから、リスクに対する考え方がバグっていますよね。
リスクに対するアンテナがおかしくなってしまっているので、あまり参考にならないと思う。

あまり理解できていなくても、直感で「これは面白そうだな」と思ったら、「協業でやりますか」ということでやります。最後は、つじつまを合わせればいいんです。

適当な気持ちでやって、適当な気持ちでやめて、適当な気持ちでゴールまで行っても行かなくてもいいと思っているのではないですよ。

商売でめっちゃ時間もお金もかけて、半年ぐらい優秀な人を集めて議論して、プレゼンを何回もやって修正した報告書30枚ぐらいのプランが滑って、全然うまくいかないことがある。

でも、飲みの席でしゃべって、ペーパーナプキンの裏に書いたメモ書きがめっちゃうまくいって、冗談みたいな感じで始めたらめちゃくちゃうまくいって、その後100億事業になることがある。

やれるか、やれないかは大事。
でも、俺がここで説明したところで、性格みたいなものがある。

出だしで、学校教育のときに言われたことを真面目に捉えていると、ビジネスの世界とか商売の世界で生き残るのとは真逆になると思っているのは、ルールもマナーも法律ももちろん守った上ですが、ほかの人を出し抜いてチャンスをつかんだり、お客様やファンに好きになってもらうために技を駆使するという競技です。

だから、「ようし、やってみよう」という感じでやる人が、うまくいきます。


借金できる性格


昨日も俺のアトリエでビジネスを展開している経営者の方としゃべっていて、お金を借りるか借りないかという話になりました。

個人の借金とは違って会社が借金できるのは信用の証なので、会社の借金は、俺はがんばんやっていました。

1つ目の会社を大きくするときに、借りられるだけ借りたんです。

でもビジネスを大きくするのに、借りられない人がいるんです。
でも、これは性格としか言いようがない。

コテツさん、どっちなんですかと言われるけど、正解がわからない話ってあるじゃないですか。

俺は全く興味がないんだけど、持ち家が得か賃貸が得かという議論。でも、俺は住んで幸せであればどっちでもいいから、俺が住んで幸せだと思う空間が買うしかなければ、家を買います。賃貸で手に入れられるなら賃貸でやりますし、どっちでもいい。

でも、こういうのが好きな人が、いるじゃないですか。

会社が拡大のアクセルを踏むときに、お金を借りるかどうかというとき、「借りてやってみましょう」という人と「借りられない」とい人もいる。

調達で、ベンチャーキャピタルなりエンジェル投資家からお金を入れるとき、正解はないですが、入れる人も入れない人もいます。

この辺って、性格なんだよね。
判断ではないと最近思ってきたというお話でした。

以上、久々野智小哲津でした。

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Profile・・・久々野智 小哲津(くくのち こてつ)
ブランドプロデューサー/事業家
ブランドや企業の魅力を高め世の中に届ける仕事。海外企業日本進出、IT事業、エンタメなど合計7社を経営。それ以外にも、国内の人・物・企業・番組・タレント・テレビCM・広告•ブランドのクリエイティブなど130のプロジェクトを担当。現在も、多種多用な業界の15社前後の上場企業や業界トップ企業のブランド顧問・アドバイザー・プロデューサーなどを務める。

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上の文章はVoicy放送をさかのぼり文章化したものです。
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