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魅力的なブランドの説明とは?|ブランディングと商売
自分やブランドの魅力を上手に伝えられますか。はじめて会った方と話してファンになってもらう方法とは?
Voicy No.349 2023年8月25日放送
本文を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ!
(倍速なら5分で聴けます)
今日のテーマは「魅力的なブランドの説明とは?」というお話です。
ブランディングは対面がいちばん効く
ブランディングっていうのはファンづくりで、「あなたじゃなきゃ駄目」という人とどういう関係をつくるのかがブランディングです。
ブランドは完全にそれができている状態を続けているから、ファンが積み上がって続いていくもので、マーケティングとかPRはブランドにつながっていくけれど別なものだという話は、よくすると思います。
ブランディングによマーケティングにせよ、自分を売り込んだり個人の生き方を周りに知ってもらうにしても、「SNSでどうにかなる」という発想では、どうにかならないのです。
やっぱり自分自身が直接対面で説明することが、最大の威力になります。
これは比べようがないです。
カメラの画素数が上がって、デジカメが出たてのときより解像度が急激に良くなりました。昔なんてカクカク写真みたいな感じだったのに、今は写真に特化したスマホも出ているぐらい、きれいじゃないですか。
リアルの目で見たものは、何億万画素を超えているぐらいきれいなことに気づいていますか。
ということで、自分のブランディングをするときに最も重要なのは、「最初に対面した方に何をどう話して、どう感じてもらうか」です。
直接触れてもらうと威力が違いますからね。
何度かお話ししているので、この前提はこのぐらいにしておきます。
選挙だって、この時代になっても顔を合わせて握手して票を入れてもらうのですから、対面がいちばん効くわけです。
初めの2、3分で伝える(ナチュラルプレゼン)
顔合わせて「初めまして」の場で、最初の2分ぐらいって独壇場で話ができるでしょう?俺の言い方だと、それが「ナチュラルプレゼン」です。
プレゼンしているように見えないけれど、自然に自分のブランドを話して独占できる時間です。
でも自己を紹介してもしょうがないので、自分のブランドを紹介したほうがいいと思います。
そのときに、本当にもったいなと思うものをよく見ます。
例えば自分のクライアントさんとか、自分のグルコンの方とか、コテツゼミの方とか、自分がプロデュースに入っている方とか会社とかが他の会社とかにご紹介で会ったりするとき、どんなふうに出だしの1、2分で自分を伝えているかを見ています。
俺と関わってくれている方にもやりきれてないところがあるので、身近な方がやれているわけじゃないのを踏まえた上で、今日は整理してお話ししますね。
なんでそこを、そんな感じでやっちゃうんだろうという中身と立ち振る舞いをする方が、いらっしゃるんですよ。
もちろん、魅力的なブランドの説明では、スライドをちゃんと準備するに越したことはありません。
でも、出だしのナチュラルな状態で、立ち話程度から始まって、2分間でファンになる可能性がある方の気持ちをぐっと引き寄せられないのは、やっぱりもったいない。
そこをごにょごにょ適当にやっておいて、SNSでどうにかしようなんて、本末転倒とは、まさにそのことです。
花火って、目の前で上げるのがいちばん体感として感動しますよね。
浴衣を着た周りの自分以外の方々が花火見るときは、舞台装置のようにある種の背景になるから、目の前で花火が上がってドーンと鳴って音と光がずれてきて、夜風というか湿気を感じながら、「駅までの道、混むなあ」も含めて、体感するのがいちばんじゃないですか。
対面で説明するナチュラルプレゼンをちゃんとしないのはもったいない。
あえて動画で撮っているほうを魅力的にしようとして、目の前で見せるのを手抜きする感じになります。
では、どうすればいいのでしょうか。
まず考えないといけないです。
相手とシチュエーションにもよるし、相手が大企業の場合もあるし、関わってくれる仲間を増やしたいときもあるし、お友達として仲良くしたいときもある。
そのとき用に、どんな自分のブランドを説明するのがいいか考えておきませんか。
自分のブランドをどう説明するか、時間と場所をブロッキングして考えて、その後、書いてみてください。
自分のことなので絶対ちゃんと説明できると思っていること自体がおごりです。
その程度の感覚で、人が自分のブランドを魅力的に感じてくれると思うのは、なぜなのかと思います。
自己紹介を書いて練習してみよう
自己紹介として自分の説明を4つぐらいに分けてまとめて書いたものを
俺はつくっています。
何度かしゃべっているうちに、しゃべれるようになるので、毎回セリフみたいなのは見てないですが、
こういう大きめの企業の年配の方と会ったら、この部分の説明が必要だな。
ベンチャーの経営者だったら、こういう感じだな。
個人のプロフェッショナルの方と会ったら最初、ここのところは言った方がいいな。
あとは仲良くなりたい人に対して自分を説明するとしたら、
最初この程度かなというのは、考えて書きまとめています。
考えましょう。
書いてみましょう。
その後は、練習しましょう。
今までもしゃべってきているから、しゃべれると思いますよね。
でも、おしゃべりと、プロフェッショナルトークは別。
しゃべることを軽んじている人が多いものです。
コテツのVoicyは、項目を書いてから話しています。
そうしないと話が飛んで拡散気味になって、「しゃべっている俺は楽しいけど……」となってしまうから、最低限度伝わりやすくするために、箇条書きで項目を書いているのです。
もう何百回もこうしているし、1つ目の会社のときは会社の朝礼で、社員数百人の前でしゃべってやってきていますから、商売の話もしゃべれます。
でも「そういう状況さえあればしゃべれるから」ということ自体がおごりだし、それが伝わってしまうと思っています。
だから練習、練習です。
時間を計りながら、ごにょごにょしゃべってみることです。
絶対にてれない
それと、むちゃくちゃ重要なのが、「絶対にてれない」こと。
絶対にてれない。
2回言った!
男性にそういう傾向が多いんですよ。
勝負所で「いやー、いやー」みたいな感じになる。
照れ屋でも、はにかみ屋さんでもいいけれど、自分にピンスポットが当たっているときは、ビシッとしゃべらないと駄目です。
はにかんで、てれくさそうにやっている人は、それが魅力だと思っているのかわからないけど、そういう男性がいらっしゃいます。
はにかんで喜ばれるのは、20代のイケメン俳優までですよ。
仕事とか自分でブランドをやる人は、自分にチャンスが回ってきて自己紹介を1~2分ですることになったら、てれないこと。
かといって、ワーッと張り切りすぎないこと。
フラットな気持ちでしゃべれるように、練習したほうがいいんじゃないかと思います。
あと、これを言いたかった!
繰り返しに飽きないことです。
100万回練習して、毎回、同じようにできるようにしたいものです。
コテツでした。
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上の文章は
Voicy放送をさかのぼり文章化したものです。
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