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場づくりへの想い

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かまばの森の活動をやる上で、場づくりについては特別な思い入れがあります。場づくりへの想いを綴った記事を集めました。
運営しているクリエイター

#子どもの遊び

「与える」より「解放」の時間を

「与える」より「解放」の時間を

私は、長野県松本市の東山麓の中山地区で、「自然体験・かまばの森で遊ぶ会」を主宰しています。3児の母で、第一子が小一に上がった2018年5月に「かまばの森」を設立しました。

当初は、我が子たちのために、同級生らを巻き込んで一緒に遊んでいただけでしたが、それが少しずつ広まり、7年経った今では、松本市や近隣市町村、時には関東からも、多くのお子さんが体験に来てくれるようになっています。

私は新卒で大町

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大人の仕事は環境づくり

大人の仕事は環境づくり

写真は、12月のこどもサバイバル教室より。朝から竹を切って、作りたい子たちで集まって作った秘密基地。
お昼は自分たちでこねて手作りの窯で焼いた野草ピザを基地に持ち込み、食べていたよ。

なんて幸せな風景✨

今週日曜日18日は、今年最後の休日ひろば。

かまばの森では、子どもたちから自由な遊びが生まれる環境づくりを大切にしています。テーマやプログラムはそのきっかけ作りに過ぎません。子どもは生まれな

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場づくりへの想い〜家族の関わりから思ったこと

場づくりへの想い〜家族の関わりから思ったこと

我が家の男子たちは工作が大好物。
昨日は次男が戦艦を作った。

クリエイティブな趣味あるのってすごくいいなって思う。何もなくても楽しめて、いつでもできて、満足度高い。

兄も刺激されて、「でっかい空母作ろう!」って今度は兄弟で。

きっかけは、お父さんが突然買ってきた、物騒?な本。

母目線では複雑だけど、戦争の問題と、こういう興味は別物なの?

外でやって〜!
って(聴かないだろう前提、ま、一応

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大人の仕事とは?〜遊びの「コツ」は子どもの本能が知っている〜

大人の仕事とは?〜遊びの「コツ」は子どもの本能が知っている〜

かまばの森では、「そこにあるもの」で遊ぶ楽しさを身体で知ってほしくて、出来るだけ「お膳立て」しない工夫をしています。

なぜなら、その方が、大人の想像を超えた遊びが生まれることが多いからです。そして、その一連の過程で子どもは発想力、想像力、判断力、思考力‥たくさんの力をつけていきます。

「そこにある物で遊びを見つける」
‥子どもはその天才です。
大人の仕事は、その子どもの本能的な才能を引き出すこ

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