ママチャリって呼びますよね、普通に。
便利な交通手段
日々、通勤や通学に大活躍している自転車。
そして子供の送り迎えにも、最近では電動アシスト自転車もとても普及しており、子を持つ世代には少々値は張りますが神器ともいえるアイテムとなっています。
なかでももっともポピュラーなのは、前にカゴのついた、そうママチャリです。
実は日本発祥だった
ママチャリは、1950年代に日本で製造された、日本発祥のものだそうです。
自転車の前にカゴを取り付けた我々には馴染み深い自転車ですが、
海外では治安が悪いので、前カゴに荷物を入れるのは盗難を自ら招くという理由もあり受け入れ難さもあったようです。
また米国などでは、スーパーなどの目的地までの距離が遠いことも受け入れ難さの理由の一つだったようです。
しかし海外諸国の治安もよくなってくると、次第に受け入れることが可能となり、
なんと英国にはママチャリ専門店まであるそうです。
誇るべきメイドインジャパンであったのですね!
ところで
これまでジェンダーという観点から、世の中のニュースや物の見方を考える機会があり、幾度が記事にもいたしました。
「女性」を印象づける報道に違和感を感じたり、
疾患名に「主婦」とついていることに対し、ふと疑問に思ったり、
映画祭の賞の枠組みがジェンダー論によって変更になったり。
私自身、これからの社会においてはこれまでよりも、より良くこの手の問題について理解しておきたいという意識からなのですが、
するとあることに気づきました。
ママチャリといいますが…
個人的に目くじらたてて、というわけでは決してないのですよ。
普通に定着している呼称ですし、違和感すら感じてきていませんでした。
しかし、はたと気づきました。
このご時世「ママ」でよいのだろうかと。
しかしながらネットで検索してもあまり問題視している記事や話題がヒットしないことがわかりました。
そこまで問題視されていないのだな、と。
それはそれでよいのでしょうが。
関連して
なかなか難しいのだな、と思わされたこととしまして、
記憶に新しい炎上したケースは、
箱根駅伝の「男だろ!」発現ですね。
一方、大ヒットの「鬼滅の刃」では、下記のように炎上しないケースとして検証されています。
私は「長男だから耐えられた、次男だったら…」という台詞の方が、長子ではない方がどのように受け取るのかについても考えてしまいましたが(少し脱線しました…)。
おわりに
もちろんハナから答えの出ない議論で、そこに何か決着をつけようと思って記したわけではなく、
ある意味、自分自身に対して問題意識を持つということのためであります。
上手くまとまってもいないので、いろんな面でご気分を害された方がいらしたらお詫び申し上げます。
デリケートな問題でもありますしね。
ママチャリと呼ばなくしよう、というのも近い将来、起こりえるのでしょうか。
そうしたらなんと呼ばれるようになるのでしょうね。
おしまい