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もう年末にがっかりしない!「全力を出さない」目標の立て方

2025年になって早6日。(書き始め時点)
皆さんの2025年のスタートはいかがでしょうか?
去年は散々だった私も、年が明けたというだけで気合が入り、
毎年懲りもせず、「今年こそはスムーズに仕事するぞ!」と、タスク管理から始める仕事始め。
おかげで大変仕事が捗りました!!

そして、、、例に漏れずに今年も目標なんぞを考えております。
毎年恒例n回目の新年の目標たちです!!

今年はnoteを頑張るぞ!
読書するぞ!!

この目標、いつも交互に出てきたり、読書の出現ペースが多かったりする。
だけど、今年はね。なんか違う気がしてるの私。
(っていうかもう違う現実作っていこうぜそろそろ・・・)

目標をいつも完璧にこなせる人たちはここで回れ右です。
でも、年始はエネルギー100%でなんでもできる気がしているのに、年末になると「結局今年も目標は達成できなかった・・・」となるみなさん。
ぜひ私の決意表明にお付き合いください。

※記事の一部にAmazonアソシエイトの広告を使用しました。

そもそもなんで目標って続かないんだろう?

目標が続かないのは、どうしても時間や他のタスクの管理がうまくいかないから、というのもある。
でもそれ以上に問題なのは、目的意識が薄いことなんじゃないかしら?

目標を立てる時って、どうしても行動にしがち。

日記を書くぞ!
ランニングするぞ!
ダイエットするぞ!

本を読むぞ、もそう。
でもこれって、何のためにやるんだっけ・・・?
私、本を読んでどうしたいんだっけ?

本を読むことは行動だけどゴールじゃない。
読むことで得られるものが分かってないから、やみくもに進めても達成感が得られずに結局挫折してしまう、というサイクルから抜け出せなかった気がします。

感銘を受けた1冊
「なぜ働いていると本を読めなくなるのか?」

実は本がうまく読めないなぁという悩みはここ数年感じていました。
そんな中で「なぜ働いていると本を読めなくなるのか?」が売れていることを知り、
「そうそうそう!!そうなの!これ私です!!え、みんなも同じ気持ちだったの?!」
と大興奮。
2025年は絶対に本を読むんだ!だから読めない状況を脱却せねば、と年末に意を決して購入し、ちょっと頑張って読み終えました。

本を読めなくなる理由は社会の変化にあった。
私の生きてきた2000年代は個人の力が強まった時代。
そんな時代を生き抜くために、会社などの強制力の有無に関わらず、自分で「頑張りすぎたくなってしまう」ように進んできてしまった。

全てを頑張ろうとすると、私たちは「知りたいこと」だけを得たくなる。
知りたいことだけを知るために、インターネットの情報は最適。
知りたいこと以外の歴史や社会などの文脈が入っていない。
この本ではそれを「ノイズ」と言っていた。
つまり、ノイズを一切排除した情報を求めるようになった。

確かに本って全部読んでも「結局なんだったの?」って時もあるし、全部の内容を把握できないことが多い。
でも、知らない時代や世界の描写や、聞いたこともない言い回しに心を掴まれることもある。それがノイズ。
そしてこのノイズこそが未来の私に、未来の社会につながるかもしれない。この「かもしれない」は、実は大事な宝物かもしれない。

だから、私はこの「ノイズ」を楽しめる人間でいたいな、と心から思ったのです。

noteと読書は相性が良い!

noteを始めたのは自分の心の整理のため。
でも、書いてまとめる、整理するのは本でもできそうじゃない?
むしろ読書リストに憧れがあったし、私の思うノイズを残す読書ノートなんて、noteにうってつけじゃない!?

しかも私の勤めている会社には書籍購入制度があって、ビジネス本の購入を自由にさせてくれるんです。
時にはそれを人に紹介する時間もあるし、チームで輪読会を開いたりもします。
もう本を読む環境は整ってるんですよね!!

制度のおかげで、去年は仕事にも日々の生活にも本からの知識が役立ったなぁと感じることも多かったし、
ノイズを楽しみたいという目的ができた今、この書籍制度を使い倒すことで経済的な心配も軽減!!目標を後押ししてくれます。

本を読み、私の心に響いたノイズを感じる。
内容をまとめて記事にする。どんな本だった?と聞かれて答えられるようなまとめ力をつける。
そして、私の心とつながるノイズを伝えて、世の中に出回るたくさんの言葉が「わからない」と思う人たちに、私が理解した内容や感覚を言語化して、伝わる文章が書けるようになりたい!!
私目的ちゃんと見つかりましたー!!

半身で向かう!ちょっと先の目的地

この本では「どうしたら本を読める社会になるのか」ということが最終章にあります。
ズバリ「全身全霊をやめること」
なんでも、半身!にわかもOK!!
ノイズを楽しめる余裕のために、半身で頑張るくらいの意識を持ってもいいのでは?という内容。
全身で打ち込もうとすると、打ち込めなかった時に「だめだー」ってなりやすい。もう痛いほどわかる。。。
「完璧じゃなきゃダメ!」みたいな思考、私にもある。

すぐに結果が出て欲しいよ正直。
でも今までやってきて、すぐに結果が出ることなんてなかった。
仕事だって結局やりたかったことに辿り着くまで2年かかった。
でも、頑張ったなぁと振り返ってみた時、
やりとげる間には、本を読み、子供を育て、いろんな趣味に手を出した。
読めなくなったり、子育てがうまくいかなかったり、趣味に没頭できない自分を「ダメだ」と責めてきたけど、
半身でやってきたことが、結局仕事にも結びついてる。

いつか何かにつながるかもしれない。それが「ノイズ」だ。
だったら「ダメだ」とか言ってないで、「これは全てにつながっているはず」と割り切って、全部あれこれ手をつけてみたらいいと思う。

もちろん頑張らなきゃいけないところは頑張る。要はメリハリ。
本が読めなくても「今は仕事に全力ターン」と考えればいいし、
余裕がなくなってきたら、仕事を半身にすることを考えてみたっていい。

全身全霊だと良いか悪いかで判断しがちな気がする。
目標はできないから「だめ」なわけじゃない。
1年のうち1冊しか本が読めなかったとしても、noteの記事が3ヶ月更新されなくても、
「やった」という事実が、向かうべきゴールまでの道を「どのくらい進めたか」を、考えたらいいと思う。
1年で進んだところからまたゴールまでの道を引き直していけばいいし、むしろ目標を立てた後の振り返りのほうがずっと大事なんじゃないかしら。

急ぎたいなら「いつまでに」という期日を決めた方がいいし、
そういう場合はゴールから逆算して、どんどん細かく考えていく必要がある。

でも、もしもぼんやりとした行動が今年の目標なんだったら、まずはとりあえず目的地を決めておこう。あまり遠くない、今決めているゴールの中間地点あたり。
半身で進める、ちょっと見えるくらいの距離!
残りの半身で「読むこと」「書くこと」自体を楽しめる余裕を持てたらもっとハッピーだよね。

自分が喜ぶ1年にしよう!

「あー、今年もダメだった。」なんて目標は辛い。
新年早々、毎年「またできないかもしれないけど立てちゃった☆」みたいにヘラヘラして誤魔化したりしなくちゃいけない。(そう、冒頭の私ですね!!)

ノイズ、半身、目的地!
私の中の大きな知見。きっと来年からは楽しく目標を立てられそう!!
皆さんも、自分が喜ぶゴールを見つけて、スキップしたり、散歩するつもりで進める目標が見つかりますように*


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ぴょこ@自分の気持ちを言葉にする
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