より良い親子関係を築く
支援をしていて感じていることの一つに親離れ子離れができないもどかしさに向き合うことがあります。
皆さんはいかがでしょうか。
実例をまじえ書いてみますので、是非確認も兼ねて読んでいただけたら嬉しいです。
親の子離れ
障害を持つお子さんがいるご家庭の親御さんで特にお母様に多く見られるのが子離れができていないということです。
健常者のお子さんを持つ親御さんも子供の将来が不安で過干渉になる方もいるのですから、障害を持つお子さんのお母様は、より心配事が多いのではないかと思います。
自分の子供の将来が心配で安全な方に誘導してしまうのは仕方ないことかもしれません。しかし、障害があっても自立した生活ができるようになるためには、家族がなんでもやってあげる、決めてあげることよりも自己決定をして自己責任の元いろんなことに挑戦をすることの方がとても大切です。
本人がやる気なのに、それを「絶対無理だ」「できるわけない」と始めからネガティブにな方向に捉えるのではなく、挑戦したことを認め、本人が挑戦を続けたいと希望するなら、できるようになるために一緒に考えることで、「自分には身方がいるんだ」と安心して自立に向けた行動がとれるのではないでしょうか。
この記事を読んでくださる方が親御さんであったら、ご自身が子供の頃自身のご両親に言われて嫌だったなと感じることはありませんでしたか?
障害があっても、なくても親から注意を受けてばかりでは嫌な気持ちになるのは誰でも同じです。
つづく
過去に家族の理想的な関わり方をまとめた記事があるのでこちらも参考に読んでいただけると嬉しいです。