障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)

障害や生きづらさを抱えている方々へコーチング、カウンセリングを用いて自己対策を身に付け…

障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)

障害や生きづらさを抱えている方々へコーチング、カウンセリングを用いて自己対策を身に付け生き辛さ軽減のサポートケアをしています。 自助力と人間力を身に付け生きづらさを軽減させるサービスの一環として記事を投稿しています。 現在は障害当事者が任意団体として運営しています。

最近の記事

生きづらさ対策をして社会復帰した方法5

はじめに 前回の記事で図書館通いをとおして、続けたことで得られたこと、就労移行に通う前段階のお話しをさせていただきました。 今回は、就労移行に改めて通い、得たこと、感じたことなどお伝えしたいと思います。 就労移行に通う 1度退所した就労移行に通うのはとても勇気が要りました。場所に対する不安や恐怖心、知っている人に久しぶりに会う緊張感など様々な感情が入り混じっていたからです。 改めて通うにために見学に行った後に本通所を開始しました。見学をしてみて最初に感じた不安や緊張感

    • 生きづらさ対策をして社会復帰した方法4

      はじめに 前回の記事で勧められたことや興味が湧いたことに取り組んだことをお話させていただきました。 誰かの言いつけ通りに行動するだけではなく、自分で決めたことを続けることの重要性についてもお伝えしました。 今回はその次の段階をお話しさせていただきます。 図書館通いから 図書館通いをするようになって、本を借りた後、逃げ場としてトイレを使っていましたが、通い続けることで場所に慣れ、人と関わることにも慣れ、図書館通いを止める最後の方は、別の場所に移動する前の準備として利用するこ

      • 生きづらさ対策をして社会復帰した方法3

        はじめに 前回の記事でネガティブな感情を引きずらないためにまず自己受容したことをお話させていただきました。 今回は自己受容できるようになってきた後、どのように過ごしたか、どのようなことを思っていたのかお話をさせていただきます。 前回の記事はこちら↓ 2.興味が出たことや勧められたことに取り組んでみる 私は病気の症状が出ていると、スマホを始めとする通信機器や家電に触れなくなってしまうため音信不通になるのですが、自己受容できるようになってきて、家事をしたりスマホのゲームで

        • 生きづらさ対策をして社会復帰した方法2

          はじめに 以前の記事で私たちのスタッフが社会復帰するまでに取り入れた対策をいくつかご紹介しました。 今回は取り入れた中でも習慣化するのが難しかった「翌日にネガティブな感情を引きずらない」ためにまずどのような事を取り入れ、どのように過ごしたか記事をいくつかに分けてお話しさせていただきます。 前回の記事はこちらから↓ 1.自己受容する 今は1日の終わりに「疲れたなぁ。疲れるくらい頑張った私偉いなぁ。また明日頑張ろう。」と思えるようになりましたが、このような思考になるまでネ

        生きづらさ対策をして社会復帰した方法5

        マガジン

        • 生きづらさ対策をして社会復帰した方法
          2本
        • 親離れの準備
          4本
        • 障害者就労支援の疑問 No.1~No.4
          4本

        記事

          差別指針・合理的配慮で知ってほしいこと

          はじめに 簡単に言えば、知らなければ主張しても思い通りにはいかないということです。 しかし、支援員から教わることもないでしょう。一方では、自分の特性と配慮点を言えるようにしておきましょう!と伝えられますし、面接時でも必ず聞かれます。 しかし、自分からどんな配慮が必要で、企業はどういった対応ができるのかは伺うことも会社側から伝えられることも少ないのではないでしょう。 そこで新たな内容で書いてみました。 いつできたのか 2016年4月 障害者差別解消法が施行されました。(合

          差別指針・合理的配慮で知ってほしいこと

          挑戦を躊躇する要因 6選

          はじめに 支援を受けている人に限らず、何かやりたいことをどうしようか悩んだ記憶はありませんか。 また、「やってごらん」と勧められて、躊躇したりしませんか。 そういったときに頭に浮かぶのはどんなことでしょう。 1.難しい ・新しいことや初めての事に取り掛かろうとするときに、漠然と難しいと思ってしまい思考がとまる。 ・何をしたらいいのか、どうしたらいいのか分からないために難しいと感じてしまい行動に移せない。 2.自信がない ・何か新しいことや初めての事に挑戦するとき、ど

          コミュニケーション力の悩みとは

          人間関係でのコミュニケーションが上手できなくて悩まれている方も多いのではないでしょうか。 近年では、コミュ障という言葉も盛んに言われてますよね。 そこで、今回はそんなコミュニケーションについての記事を書いてみたいと思います。 コミュニケーションとは 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと 言語・文字・身振りなど媒介として行われる。 これをふまえて、では何が苦手であったり、上手にできないのでしょうか。 コミュニケーションの種類 1.言語コミュニケーショ

          総合的な思考を持つ

          前回の記事でWEB系に就職を目指していているAさん、Bさんのイヤになって意味がないという例を上げました。 今回は具体的にどのように繋げてより良い思考になるかを書いていきます。 前回の記事はこちらから↓ 1.どうつながっているか 就職前の課題として多くの方が生活習慣の見直しや気分のコントールという課題をお持ちです。 その課題をある程度クリアにできたところから就職準備であったり、技術の習得のステップに進むことが出来るようになりますが、ではなぜ、生活習慣の見直しや気分のコント

          思考が巡り苦しいときは

          悩みが頭をぐるぐる回っているとイライラして、苦しいときありませんか。 そういったとき、「こんな自分が嫌だ」「考えたくない」などと思っていませんか。 それが反って余計に活性化して考えてしまうことになっています。 人は「しないように」とすればするほどうまくいかない 疑問などが思考に出てきているときは止めることはできないものなのです。 それに、反発することで余計に増えてしまいます。 1.否定も肯定もしない 自分の気持ちを受け入れてあげることから始める。 2.何か行動してみ

          障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

          はじめに 社会復帰をするために、生活訓練、職業訓練などをすると思います。 そうした過程のなかで、思うようにいかないことや、スムースにいかないことにより気持ちが揺らぎ、やる意味をときたくなってこんなことを考えたりしませんか? 陥りがちな思考 例 ●何のために ●上手くいかないじゃないか ●無意味 ●こんなことがしたいわけではない ●本当に意味があるのか 疑心暗鬼になり、自分に嫌がらせや、わざと難しい課題を与えている、辛くさせているのではないかなど思ってしまうことあるでしょ

          障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

          差別と区別はどう違うの?

          はじめに 「差別や区別」した対応されて腹が立つやイヤな気持ちになったという相談を受けます。 そこで、差別・区別の違いを書いて理解を深めていきましょう。 ●差別とは 障害を理由に不利益(損になること、不利)な扱いをすること ●区別とは 他との違いを認め、両者をはっきり分けること、という意味があります。 障害者手帳の級が分かれているのもその一つで一人ひとりの違いに対応するために等級が分かれています。 なぜ、差別と区別が混同してしまうのか? 就労の場合 雇用形態と給与

          障害者が就労先での配慮・差別を感じた時に相談可能な場所

          はじめに 障害者合理的配慮、差別禁止指針がありますが、それでも様々なトラブルや困りごとが起きた時、どこに相談し対応してもらえるのでしょうか。 そこで、今回は相談できる場所とどういった対応が可能かを書いていきたいと思います。 1.就労定着支援 就労定着支援員に相談して対応してもらう方法があります。 面談、職場との連絡調整、悩みや課題のサポートがあります。 定着支援は就労後6ヶ月後から1年更新で最長3年利用できます。 ※利用している方に限る(自立支援自給者証が必要です)

          障害者が就労先での配慮・差別を感じた時に相談可能な場所

          障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう2~

          障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。 基本は障害であるからという理由で差別してはならないというのは前提としていますので、除かせていただいています。 参考にしてみてくださいね。 1.教育訓練 「教育訓練」には、業務の遂行に関連する知識、技術、技能を付与するもののみならず、社会人としての心構えや一般教養等の付与を目的とするものも含まれるものであること。 「教育訓練」には、事業主が自ら行うもののほか、外部の教育訓練

          障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう2~

          障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう1~

          はじめに 障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。 基本は障害であるからという理由で差別してはならないというのは前提としていますので、基本的除かせていただいています。 参考にしてみてくださいね。 1.配 置 採用に引き続いて行う場合と配置転換によりある職務へと変える場合のいずれも含まれるものであること。 出向、職場復帰も配置に含まれるものであること。 シフトの変更による労働時間の変化も配置に含まれるものであ

          障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう1~

          障害者雇用の合理的配慮        ~求人票だけでは分からないこと編~

          はじめに 障害者で就労支援を受けている方は面接の際「自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょう」と言われていますよね。 今回は、合理的配慮の提供を義務付けられている企業側に求められていることで、障害者も知っているとより良い内容を書いていきまので参考にしてほしいと思います。 1.窓口をあらかじめ定める 実質的な対応が可能な窓口が設けられていることをいうものであること。 障害者である労働者が利用しやすいようにしておくとともに、労働者に対して周知されていることが必要。 ※障

          障害者雇用の合理的配慮        ~求人票だけでは分からないこと編~

          障害者雇用の合理的配慮       ~募集・採用・採用後編~    

          はじめに 障害者が就労支援を受けている方は面接の際自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょうと言われていますよね。 今回は、合理的配慮のなかでもより障害者が労働する上で企業側に求められていることで、障害者も知っているとより良い内容を書いていきましたので参考にしてほしいと思います。 1.「障害者からの申出」について 募集・採用時にはどのような障害特性を有する障害者から応募があるか分かりません。 そのため事業主がどのような合理的配慮の提供を行えばよいのか不明確な状況にある

          障害者雇用の合理的配慮       ~募集・採用・採用後編~