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「何を書かないか」が大切

ここ数ヶ月、コンスタントにnote記事を書くようになり、気づいたことがある。

それは、

「何を書くか」よりも「何を書かないか」が大切

ということだ。

これは本業の記事作成にも通じることなのだが、録音を聴きながら原稿を作成していると、どうしてもあれもこれも文章の中に綴じ込めたくなってしまう。

note記事も然りで、書いているうちにインスピレーションが湧いてきて、タイトルと内容がずれてしまったり、発想があちこちに飛び火して、そもそも言いたかった事があやふやになってしまうことが、時々ある。

例えて言うなら、ふわっふわ、もっちもちのシンプルなパンケーキを作りたかったのに、バタークリームやチョコレート、冷蔵庫の残り物のフルーツなど、いろいろなものをゴテゴテとのせてしまい、「あれ、なんかコレ、違くない?」と、はたと気づく感じに近い。

ああ、せっかく北海道産の高級小麦粉と、産地直送の美味しい牛乳を使っているのに、まったくその良さが伝わってこないやん、というような、至極残念な感じになってしまうのだ。

世界の著名人の名言や、数々の自己啓発本でも、こんなフレーズをよく目にする。

何をやるかよりも、何をやらないかが大切だ。

まさに、文章でも同じことが言える。

で、大切なのは「何を書かないか」をどうやって選択するか、ということなんですが。

私が心がけているのが、リズムと重複。

長い文章はリズムを崩す原因となるので、とにかく短い一文に区切る。
その上で、同じことを違う表現でくどくど言っている部分を洗い出す。
そして、どの表現が最も伝わるかを考えた上で、取捨選択をする。

文章は内容も当然大切ですが、読んだ時にひっかからずにさらっと読めることが、結構重要だと思っていて。

あとは、noteであれば記事を通して伝えたいことを、自分の中でひたすら炙り出す作業。
お客様の記事であれば、お客様の顔を思い浮かべながら、その方の芯となる部分を捉えているかどうかを、自分なりに精査する。

・・・と、カッコいいことを書いてみたものの、いつも完璧にできているわけでは勿論ありません😅

毎日がtrial and error。
書くことを続けていく中で、足すことだけではなく、引き算の重要性にもやっと気づいてきた今日この頃。

そのうち、掛け算や、割り算も使いこなせる日が来るのでしょうか😏

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パーソナルライターおくやま・ふみ
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