私が「ソロキャン」にはまった理由
「あー、キャンプ行きたい!!」
6月のどんよりとした空を眺め、パソコンの前で叫ぶ40代のオンナが一人。
私が初めて「ソロキャン」いわゆる「お一人様キャンプ」を実践したのは、昨年(2021年)の夏。
流行りのアニメに興味はなかったが、焚き火を囲んでぼーっとしたり、大地を背中に感じながらテントで眠る生活に、何だかわからないけれど強く惹かれた。
そしてなぜか「一人で行きたい」と強く思ったのだ。
当時はテントも持っておらず、Youtubeでキャンパーが紹介する流行りのキャンプギアを指を咥えながら見ているのが常だった。
そんな私が意を決して、テントから焚き火台までキャンプに必要なギアが一通りレンタル可能なキャンプ場を探し出し、ソロキャンを決行した。
一人で火とか起こせるのかな・・・。
雨が降ってきたらどうしよう。。。
夜、トイレまで一人で歩いて行くの怖いよね・・・。
Youtubeや本・雑誌でそれなりの知識は得ていたものの、やはり一人では色々と心細い。
考えた末、最初のテント設営は、お金を払ってキャンプ場のお兄さんに手伝ってもらうことにした。
♪でっきるかなーでっきるかなー
わくわくうぉううぉうー♪
はじめてのテント設営はこんな感じ。
ででん。
お天気も上々。
お客さんもほとんどいない7月のウィークディ。
完成した自分だけの基地。
そして何より私を虜にしたものが、かつて感じたことのない圧倒的な「開・放・感」。
虫の鳴き声と、おひさまの光と、広い大地。
誰の目も気にしなくていい。
ご飯も作らなくていい。
好きなだけぼーーーーーーっとしていい。
なんという贅沢。
なんという幸せ。
人間はやはり、自然の中で生まれ、育ってきた生き物なのだ、ということをしみじみと感じた瞬間でもあり。
こうして、私はキャンプにはまった。
昨年は結局、ソロキャンプ2回、家族 or 友人とのキャンプ2回、と、合計4回のキャンプに出かけた。
ソロキャンプ以外も楽しいのだが、基本はやはりソロキャンが好き。
あの、圧倒的な開放感は、一人でないと味わえない。
昨今のキャンプブームで、女性の一人キャンプでも安心・安全に過ごせるキャンプ場も増えている。
去年の秋に訪れた埼玉県秩父郡にあるこちらのキャンプ場は、敷地内の散歩コースが充実している上、酵素玄米が食べられる玄米菜食のレストランや美術館が敷地内にあり。キャンプ+αも楽しめる場所なのでオススメ。
さて。今年はどのキャンプ場へ足を運ぼうかな。