風はやっぱり吹いていた。
こんなにもいろいろギリギリなのはコドモぶりすぎる!
終わってない恐怖からはとっくに卒業したはずなのに。
しかしとにかく…やるっきゃない。
スイートネスから距離を置いて3日。
悲しくて仕方がない。
悲しみが表面張力を乗り越えて、今日は座布団型のおにぎりでは足りない気持ちだ。
コンビニエンス・ストアーまでから揚げ棒を買いに行く。
これはチキンだから。
甘いものが食べたきゃチキンだって言われたんだから。
コンビニエンス・ストアーの出入口に若者がいて、そこを抜けてレジの最後尾を探したらさっきの出入口の若者がそうだった。
店内を一周するように長く曲がった列はか購入者たちだった。
休むために行く喫茶店なのに休むまで立って待つなんてそんな理不尽な、と勝手に思っているタワシは喫茶店に入るために並ぶことはしないが、この列は長過ぎるのがオモロくて並んでみた。
もしもスーパーフードチキン一択じゃなければ、並びながら商品を購入できる画期的なシステムかもしれない。
さらにレジ前まで進むと、なんとこのてんやわんやに店員さんがひとりで切り盛りしていることに気づく。
そんなバカなシフトを、組まされたのか、たまたま仕方なかったのかはわからんが、店員さんもきっと、やるっきゃなかったんだろう。
エールを送る。
コンビニエンス・ストアーの周りを一周しながらチキンを完食し、職場へ戻る途中で雀と出会う。
なんだおまえさん、お腹が地面にくっつきそうじゃないか。
野生の雀はこう、もっとスリムなんじゃないのかい。
しかしやっぱりぽっちゃりはかわいい。
タワシだって今のボディーでじゅうぶんかわいい。
しかし今は生きるか死ぬかである。
きっと来年のタワシはスリムビューティーだ。
夕方、不動産屋さんから連絡があった。
交渉は成立。
新しい旅のはじまりはじまり。
それではみなはん、また明日。
この場所で。
※このnoteはオンラインショップのブログ【DIARY - 徒然】と連動してます。
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