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方舟を燃やす

何を信じて生きていきますか

主人公2人の人生を
その時々の世の中に起こった物事と
その人の人間関係から書かれています

男性の主人公の方が年齢的に近いので
世の中で起こった事に対して
感じる気持ちが自分にも分かりやすい気がした

私のこれまでの生きてきている中
世の中で起こった事件や災害
ある程度自身の中で
そこそこ受け止めて受け入れてこれているのは
阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件

震災発生時に大阪在住だったので
少しだけですが被災しました
婚約をして大阪に戻ってすぐに地震
その月に退職予定だったので
いろんな手続きが残っていたのですが
本社が岡山県にあったため郵便物もスムーズに届かない
その当時住んでいた所から引っ越す予定だったけれど
なかなか引越し先が見つからない

地下鉄サリン事件は
結婚して新婚旅行から帰国したその日のその時間頃に
ニュースで大変な事が起こってる
でも何が原因かも分からない感じで伝えられていた

不安になる事が続いていたけれど
今よりも情報力が少なく
振り回される事もそんなに多く無かったのかも

平成から令和になり
コロナ禍を過ぎ
個々の選択でどういう所から情報得るか
気になる項目ほど様々な視点の情報が
あふれかえっている

信じる気持ちは自分を支える力になるけど
選択を間違えると迷宮に入りこんでしまいそうで
自分で選べなくなっているかも
情報に触れるたびに
選択し続けないといけないのに疲弊している

それでも自分で選んでないものを
信じる事は自分が行動する力になるのだろうか

それでも生きている限りは
世の中の実際の人と関わっていくのが
少しだけでも生きやすいのかもしれない
年齢を重ねるという事を下っていくだけと思うと
自分を卑下したり傲慢になったりして
自分を守りたいばかりに周りを傷つけ続けたり
だんだん下って終わっていくのでも
少しづつ前には進んでいって
なだらかな人生にしたい
読後はそんな気持ちになっています

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