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片岡温泉「アクアイグニス」・・・美と自然と、温泉と(2023.12 写真追加)

今、私のイチ押し温泉は「片岡温泉 アクアイグニス」!

三重県菰野町、湯の山温泉のふもとにあり、新名神高速道路「菰野IC」より約5分で到着します。

雨のアクアイグニス、奥の建物が温泉施設。(2023.12撮影)

とってもハイセンス、だけど落ち着ける・・・
何度も通う間に、すっかりファンとなりました。

もし中部地方に来られたら、ぜひ足を伸ばしていただきたい!
そんな熱い気持ちを込めたレポートです。


アクアイグニスの魅力を、5つにギュッとまとめてみました。

①お湯の魅力

柔らかさ、とろみ、コクがあるんです。
そしてお肌がツルツルに!さすが美人の湯と言われるだけはあります。

アクアイグニスは、『加水、加温、循環、添加物一切なし、源泉100%掛け流し』がウリですから、温泉好きの方にも満足してもらえると思います。

②お風呂場の魅力

アクアイグニス公式サイトより画像をお借りしました。

フラットで開放感が半端ない!お湯では体が、景観では心がほぐれ・・・

内風呂と外風呂がつながった設計の勝利と思います。
ちょっと断面図を描いてみました。

内湯から直で外湯に行けます。

内湯でしっかり温まり、外湯でごろんと寝そべって。
竹林を眺めていると、伸びやかな気持ちになります。

お風呂から新名神高速道路が見えるのも、また一興。

③食の魅力

アクアイグニスはパティシェ辻口博啓さん(名前はわかる)と、イタリアンシェフ奥田政行さん(知らない)が「癒し」と「食」をテーマにプロデュースした施設です。

そのため、食事がとっても充実しているんです。

施設の全体像。網掛けの部分はお散歩できます。

黄色の丸がお食事施設。

左から石窯パン、本格イタリアン、カジュアルイタリアン、スイーツ、割烹、和食と、充実のラインナップ!

右手がレストランロード。テラスでお食事もできます。2023.12撮影
手前がスイーツのお店(2023.12撮影)

また和食「笠庵」では、朝7時より朝食の提供が!

温泉施設の中からも行ける(2023.12撮影)


メニューは三重の食材の出汁茶漬け「賛否両論」のみで、2,000円。

しかしお茶漬けの具が7種類(鳥味噌、明太子、じゃこ山椒など)と豪華です。

そこへ小鉢、お刺身、焼魚、お味噌汁がつくから、全然満足。

少し箸をつけてしまい、ごめんなさい。(2023.12撮影)

朝から元気、出ちゃいます。

④温泉施設の魅力

やっぱりおしゃれな建物に弱い・・・のは私だけではないはず。

温泉施設のアップ!入り口は左端。

三重の山は低く親しみやすいのが魅力。
その山々を背景に、この建物がどどん!と登場するわけです。

一見温泉施設に見えないところも、老若女の心をくすぐる気がします。
(老若男については不明)

施設に入ると、可愛い銅板画(?)が出迎えてくれる(2023.12撮影)
その右手に、温泉への入り口が(2023.12撮影)

ちなみに建物内部はこんな構造。

(2023.12撮影)


受付の前には休憩スペース。おしゃれ〜!(2023.12撮影)

休憩スペースの奥には、お土産売り場「温泉ショップ」。
お菓子や調味料など美味しそうなものがいっぱいありました。

(2023.12撮影)

では入湯料を支払い、ゲートへ。

このゲート、近未来っぽくないですか?(2023.12撮影)
チケットをタッチして通ります(2023.12撮影)


廊下を真っ直ぐ進むとお風呂場です。
大きな暖簾で仕切られ、粋ですよね。

暖簾の柄が「鹿」なのは、湯の山温泉が別名「鹿の湯」と言われるため。

鹿が傷を癒したほどの泉質なんですって!

入り口、こんな感じでしたよ!
やっと撮影できました。上図と比べてみてくださいね(2023.12撮影)


お風呂から出た後は、「ねそべり所(命名:私)」でゴロゴロできます。

琉球畳の上には、大小さまざまなyogibo的ビーズクションという、ニク〜い演出。
風がよく通って気持ちがいい。時間無制限ですから、好きなだけ。

なかなか広いです。爆睡している人が何人もいました。
こちらもやっと撮影できました。早朝なので誰もいない(2023.12撮影)


お茶もできますよ〜(2023.12撮影)
猿田彦カフェが入ってるんです(2023.12撮影)


⑤価格の魅力

アクアイグニスはスーパー銭湯と違い、漫画もテレビもありません。
ただお風呂に入り、リラックス。時間無制限で平日600円、土日祝800円。

これをどう捉えるか・・・。

私はハイセンス空間を満喫でき、良質のお湯にも入れて、好きなだけゴロゴロできるアクアイグニスをかなり安いと感じています。

みなさまはいかがでしょうか?
ぜひジャッジしてみてほしいです。


他にもアクアイグニスでは、BBQ、いちご狩りなど、さまざまなイベントを楽しめます。泊まりで行くこともできます。

ちなみに宿泊施設もおしゃれ感バッチリ(ただし宿泊料は高い)。

温泉施設から宿泊棟へつながる通路(2023.12撮影)


全てがとにかくクールジャパン。

別棟のギャラリーでは、美術作家の作品を手に入れることが可能。


ギャラリーの外観。素敵でしょ??(2023.12撮影)


アクアイグニスは、関空、埼玉県の吉川美南、仙台、淡路島にもあります。
お気にめしたらぜひ、足を運んでみてくださいませ!

きっと素敵な時間を過ごせると思います。


<おまけ>
片岡温泉アクアイグニスに行かれるなら、車で5分ほど行った場所にある、パラミタミュージアムも超オススメです。

美術品たちが静かに、あなたの来訪を待っています。


ここは、イオングループの共同創業者である小嶋千鶴子さんが作られた美術館。

夫が画家、本人も陶芸をたしなむ美術品蒐集家であったことから、この美術館を創設されたそうです。

ああ、世の資産家がみんな美術館を作ってくれたらなあ。

この日は芳年がっつり見れてラッキー。

展示は当然に素晴らしいのですが、「パラミタガーデン」と名付けられた中庭も、負けず美しい。

この奥に小さな森が広がる・・・

私は庭に詳しくありませんが、それでも配置の見事さを感じることはできました。


ちなみに「パラミタ」という名には意味があります。

(以上略)
メインコレクションの池田満寿夫「般若心経シリーズ」にちなんで、
梵語の「はらみた・波羅蜜多=迷いの世界である 現実世界の此岸から、
悟りの境地である涅槃の彼岸に至ること」に 由来しています。

パラミタミュージアム公式HPより引用

池田満寿夫の作品は常設展示で、実に見応えがありました。

平日は人がとっても少ない(涙)。
でも作品や庭をじっくり楽しむには、もってこいだと思います。

心身のリラックスに、美もプラスしてみてはいかがでしょうか。


長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。


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