太陽を待ち望んでいたノルウェーの人々
2023.05
オスロの人々の記録。
散歩の途中
ふと犬を散歩している一人の女性に目が止まりました。
その女性が突然立ち止まって、
太陽の光に向かって顔をあげて、
目を瞑りながら光を目一杯感じていたのです。
本当に幸せそうに微笑みながら。
ほんの数秒だけだけど、
ノルウェー人にとっての春がどんなに待ち遠しかったのか、を感じとれた一時でした。
トラムにて。
後ろに座っていた小学生くらいの男の子。
ふと窓の外を見ながら、
「バイバイ、ウィンター。ハロー、サマー」
と小さく呟きました。
ノルウェーに暖かい季節が少しでも長く続きますように。そう願いました。
モネの絵の前で
オスロナショナルミュージアムにて。
モネの絵があったのでじっと見ていたら、
横で同じ絵を見ていたフランス語訛りのおじさんに声をかけられました。
「君はここに行くべきだよ、ノルマンディ。
僕が生まれたところなんだ」
と。
私、ノルマンディ行かなきゃ。