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#259 「赤ちゃん食堂」、産後の孤立防ぐ
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「産後の孤立」についてのニュースを紹介したいと思います。
「赤ちゃん食堂」、産後の孤立防ぐ 民間団体、無料で離乳食提供 悩み共有「心に栄養」
子どもに無料や低額で食事を出す「子ども食堂」を参考に、乳幼児やその親を対象とした「赤ちゃん食堂」を開く民間団体が出てきた。離乳食の提供をきっかけに子育ての経験や悩みを共有する。育児に追われる人の居場所をつくり、孤立を防ぐ狙いがある。
「おいしいかな?」。11月下旬、子育て支援を専門とする助産院「ママナハウス」(神奈川県寒川町)に集まった6組の親子が食卓を囲む。母親やスタッフが声をかけ、2歳未満の乳幼児らが鶏肉やかぼちゃの離乳食を口に運んだ。
ママナハウスは毎月2回、赤ちゃん食堂を開く。ホームページなどで申し込んだ親子を対象に手作りの離乳食を無料で提供。食事を終えた赤ちゃんはスタッフが面倒をみて、親も400円で栄養バランスの取れた食事をとることができる。
生後10カ月の息子と訪れた主婦(33)は実家が遠く、子育てを助けてくれる人が身近にいない。他にきょうだい2人の子育てもあり、時間をかけて食事ができる日はほとんどない。「すごく孤独だった。他のお母さんやスタッフと話せて、心の栄養をもらっている」と話す。
ママナハウス代表の菊地愛美さんが2021年、近隣の子育て世帯にアンケート調査を実施したところ「子どもと少し離れたい」「休みたい」との声が目立った。
菊地さんは「一日中誰とも話せず、孤独を感じながら育児をする人は多い。スタッフが子どもの面倒を見ている間、母親が休める居場所を提供しよう」と22年に赤ちゃん食堂を開始。食材の寄付をはじめ地元企業の支援も受けて運営している。
これまでも自治体主催の離乳食教室はあったが、レシピを教えるなど親への子育て指導を主眼に置いていた。
赤ちゃん食堂の取り組みについて静岡大の白井千晶教授(家族社会学)は「離乳食や子育ての知識を得る機会と母親のネットワークづくりの機能を兼ね備えている」と評価する。
こども家庭庁の22年度の調査によると、出産後の母親の10人に1人が産後うつの疑いがあった。家族らの支援を得られず、孤立を深めるケースは少なくない。
相談相手を見つけられる場所として赤ちゃん食堂に期待する声が上がる一方、全国で展開されている子ども食堂と比べて施設は少なく、利用できる人は限られる。施設数の増加に向けては、財源の確保に加え、準備や運営に関するマニュアルの整備や事例紹介など、ノウハウの共有が欠かせない。
子供も母親も父親も高齢者も孤立・孤独が精神的な落ち込みにつながることがありますよね。
食卓を囲み、お話をしながら食事をする。
安心してリラックスできる場所を求めています。
新たに出来上がっているグループに参加するということがストレスになる方もいらっしゃると思います。
すべてが、NPO、企業、行政に任せるのではなく、身近なところから少人数でも心が休まる場所を見つけていけたらいいなと思います。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
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