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#279 80歳も筋トレ 生涯現役貫く
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「高齢者の筋トレ」のニュースについて紹介したいと思います。
80歳も筋トレ 生涯現役貫く 人生100年時代 筋肉増やす「貯筋」で備え
2050年代、のんびり暮らす老後のイメージは過去のものとなっているだろう。定年の延長・撤廃が加速するなか、生涯現役を貫くには体が資本。健康的に日常生活を送ることができる健康寿命を延ばすためにも筋肉量の維持が欠かせない。老いも若きもジムで汗を流す「筋トレJAPAN」の夜明けは近い。
筋トレに励む人は老若男女を問わず増加傾向にある。
笹川スポーツ財団の22年調査によると、年1回以上筋トレをする人は1640万人(推計)と過去20年で倍増。
働くシニアは戦力
24年12月に国が発表した22年の健康寿命は男性が72.57歳、女性が75.45歳だった。三菱総合研究所が19年に発表した「未来社会構想2050」は、技術革新によって50年に健康寿命が80歳まで延びる可能性があると予測する。
生産年齢人口(15~64歳)の減少が続くなか、働くシニア層は貴重な存在となる。70歳以上まで働ける企業の割合は23年に40%を超え、13年比で20ポイント超も高まった。
家電量販店大手のノジマは雇用の上限年齢を見直し、21年10月に80歳以上でも新規採用するなど雇用制限を撤廃した。シニア社員を「大事な戦力」と位置づけ、年齢を理由に報酬や評価を下げることはしない。
明治安田生命保険は27年度から内勤職の定年を65歳から70歳に引き上げる。人事担当者は「長く働きたいと感じてもらえる環境づくりが大切」と力を込める。
シニアの雇用拡大は、企業側にとって課題も多い。シニア従業員の疲労やけがが増えれば、生産性の低下や人手不足を招くだけでなく、医療費の負担増にもつながりかねないからだ。
従業員の健康を企業の財産と捉える「健康経営」の重要性は高まるばかりだ。筋トレや食生活の改善を支援するほか、採用の呼び水とする企業も目立つ。
健康経営広がる
「筋肉中心の生活を実現させる」。運送会社の名正運輸(愛知県飛島村)は「筋トレ人材」を対象にジム会費やサプリメント代を補助する制度を約3年前に導入した。運転手不足のなか、筋トレと仕事を両立したい人材を獲得する狙いだ。応募者はこれまで約100人に達した。
筋トレが切り開く未来に希望を見いだしているのは国も同じだ。厚労省は24年、健康づくりのための運動に関する指針を約10年ぶりに改訂。高齢者を含む成人に運動目標を示し、週2~3日の筋トレを推奨した。
「キンニク先生」こと森谷敏夫京大名誉教授(スポーツ医療)によると、運動習慣がない人の筋力は加齢とともに年1%ずつ衰え、70歳になると30歳時点から40%ダウンするという。
筋肉は老化防止に関係する生理活性物質を分泌するため、年齢を問わず筋トレを続けることが「健康長寿に直結し医療経済効果も見込める」と断言する。
人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず――。健康オタクとされ、当時では異例の数えで75歳という長寿を全うした徳川家康の遺訓は、未来の働く人たちの共感を得るかもしれない。人生100年時代を見据えると貯金だけでは心もとない。ダンベルという「重荷」を負って得られる「健康貯筋」が国を救う。
InstagramやSNS、スマートフォンのカメラ機能の向上により、自らの体を写真で残す方が増えてきているのではないでしょうか。
写真に残ることで前後の比較もしやすくなりますし、自分の体を意識・認識する機会が圧倒的に多くなったと感じます。
元気な高齢者を労働力として期待することは別の話になるかと思いますが、定期的に体を動かす習慣は心身ともに有意義な時間を過ごせると思いますね。
ただし、必ずしも筋トレをしていた人が健康寿命が伸びということは確実ではありませんので注意が必要ですね。
過度な食事バランスや負荷量の強さによる怪我なども発生していることも知っておく必要があると思います。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
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