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#162 糖尿病薬で老化細胞除去!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「糖尿病薬で老化細胞が除去できるかも」というニュースについて紹介したいと思います。

糖尿病薬で老化細胞除去、順大が臨床計画を申請

糖尿病薬を使って老化細胞を除去する臨床研究計画について、順天堂大などのチームが15日、学内の倫理委員会に申請したことが大学への取材で分かった。老化細胞を薬で取り除く臨床研究は国内初で、来年4月ごろの投与開始を目指す。

細胞は加齢やストレスにより染色体が傷つくと細胞分裂できなくなる。ほとんどは自然に除去されるが、一部は組織に蓄積し、炎症を起こしてがんや生活習慣病などの発症につながるとされる

チームは糖質を尿に排出させる働きがある糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」に着目。計画では、65歳以上の糖尿病や腎不全などの患者50人に同薬を投与するグループと投与しないグループに分け、老化の指標となる遺伝子制御機能の状態や認知機能の変化を調べる。

抗がん剤でも老化細胞を除去する効果が確認されているが、SGLT2阻害薬は副作用が少ないことが期待される。順天堂大の南野徹教授(循環器内科)は「安全性を確かめながら研究を進め、健康寿命の延伸を目標に認知機能やフレイル(虚弱)の改善効果を期待したい」と話している。

チームは中年マウスに20週間同薬を投与した実験で走り続ける時間が増加するなど、フレイル改善効果を確認している。

2024/10/16 日本経済新聞

糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」は、

糖質を尿に排出させる働きがあるため、

体重が減少する傾向にあります。

近年、

一部の糖尿病治療薬が

体重減少効果を持つことから、

糖尿病治療目的ではなく、

ダイエット目的で

使用するケースが増えて

問題になったこともあると思います。

もちろん医師の処方箋には、

糖尿病治療目的ではない場合、

保険適応にならないため

全額自己負担となると思いますが、

ダイエット

アンチエイジング


できれば、

楽してできるなら

楽して行いたいものですよね。

実際、

糖尿病治療も

食事療法と運動療法が

第一選択になるわけですが、

ほとんどの場合は、

すぐに薬物療法が

行われているかと思います。


運動指導の観点からすると、

ちょっと怖い存在です。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。


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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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