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#104 徹夜後の眠り 長く深い仕組み解明!?
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「徹夜後の眠りの仕組みが解明されつつある」ニュースについて紹介していきたいと思います。
徹夜後の眠り 長く深い仕組み解明 東大、不眠症研究に貢献
東京大学の研究チームは徹夜などで睡眠不足になると、脳が一定の睡眠量を確保しようとする仕組みを動物実験で解明した。起きている時間が長いと他の神経細胞の活動を抑える「抑制性神経細胞」の働きが強まり、眠気につながっていた。
働きの強さを調べる手法ができれば不眠症などの患者の状態を把握しやすくなり、よりよい治療につながる。
徹夜をすると朝や昼でも眠気を感じ、この時寝ると睡眠が長く深くなりやすい。普段の生活で当たり前のように感じる現象だが、詳しい仕組みは分かっていなかった。
研究チームは抑制性神経細胞の一種に着目し、この神経細胞の活性化が長く深い眠りと関わることを見つけた。この神経細胞を活性化するとマウスは十分な睡眠をとっているのに長く寝た。
逆に睡眠不足のマウスで抑制性神経細胞の働きを抑えると、その後の睡眠時間は睡眠が足りているマウスと同程度になった。
詳しく調べると、「CaMK2」という酵素の活性が高まり、抑制性神経細胞の働きが強まると分かった。この酵素に作用する物質をマウスに投与したところ、睡眠不足時でも長く深い眠りが起きづらくなった。
この酵素が生体内で覚醒時間を計るタイマーの役割を果たすとみている。この酵素の活性の強さや、作用する分子の状態を調べる手法を開発できれば、人の眠気を数値化しやすくなる。
東大の上田泰己教授、大出晃士講師らの成果で英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに論文が掲載された。
徹夜後に深く眠ってしまうのは、CaMK2という酵素が抑制性神経細胞を強める働きがあることがわかったとのことであった。
睡眠に関しては、治療薬の研究も進んできているようですね。
今でも、睡眠に関する書籍やテレビが多くみられるようになってきて、業界も成長産業として位置付けているようです。
日本人がもっと寝ることを重視し、心が豊かに穏やかになればいいなと思っています。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
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