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わたしと、あなた。

ここ最近、すごく嫌なヤツになっていた気がする。いつの間にか、他人の目線で物事を判断してしまっていて。他の人にどう見られるか?どう思われるか?をずっと気にして。目の前の物事をちゃんと楽しめてない感があって。でもTodoリストに並んだタスクは相変わらず山積みで。
しいて言い訳をするなら、ここ2週間ずっと忙しかったのだ。課題や発表、その他諸々の打ち合わせに追われ、「どうやったら人にとって良いモノ」ができるか?を考えることが増えた。しかし、それと比例して、「わたしはそれをどう思う?どう感じる?」と自分自身に問う機会が減っていった。そうして身体も心もクタクタになって迎えた金曜日の夕方。ふとYouTubeを開くと、おすすめ動画に流れてきたのがプリシラ・アーンの「Fine On The Outside」。

Sometimes feel I lost, sometimes I'm confused
(ときに迷い ときに分からなくなって)
Sometimes I find that I am not alright.
(ときに ぜんぜん大丈夫じゃなくなって)

歌詞より一部抜粋。
コメント欄にも慰められる。

「忙しい」という字は、「」を「亡くす」と書く。まさに、ここ最近のわたしは心を亡くしていたんだなぁと。「人のため」だけだと本来の目的を見失ってしまう。「わたしのため」だけでもごく凝り固まったものの見方しかできない。何事も「人のため」「わたしのため」その両軸があってこそ成り立つのかもしれない。


向かいの車窓に映るのは
もう本末転倒もいいところだ、と半分あきれ笑いのわたし。
――外には落ち葉舞い散る、秋思の候。

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