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【小学生】借りた本11冊 12月11日

 小学4年生、小学1年生の子供2人と私が図書館で借りた本を画像で紹介しています。小学生向けの本について知りたい方、ぜひ見てみてください。皆さんの次の1冊探しの参考になれば嬉しいです。


 おすすめの本の紹介と、各本のamazonリンクを画像の下につけています。よろしければそちらもどうぞ。 

 幼年童話「ゆきのひのだんまりうさぎ」は、童話作家安房直子さんによる「だんまりうさぎ」シリーズの一冊です。だんまりうさぎとおしゃべりうさぎのコンビが、雪を喜んだり、お正月の準備をしながら一緒に過ごす様子を温かく描いています。

 安房直子さんの大人向け創作童話は、美しいイメージの中にどこか寂しさが隠れています。しかし、こちらのシリーズは子供向けに書かれたからなのかあまり陰りがなく、他者と関わることの楽しさや大切さを丁寧に教えてくれる前向きなストーリーです。何よりも、だんまりうさぎとおしゃべりうさぎの2人がお互いを尊重して補いあっていて、こんな人間関係を子供にも築いてほしくなります。

 
 「だんまりうさぎ」シリーズは、全4冊出ています。新版は、現代らしいイラストで描かれており、安房直子さんの童話絵本の中でも読みやすいのではないかと思います。



 絵本「星どろぼう」は、星が欲しくなったどろぼうが夜空の星を全て盗んでしまい、人々が困ってしまうお話です。

 どろぼうは自分のやりたいことに正直で、「星という星をぜんぶじぶんのものにしたい」という願いをある日実行してしまいます。はしごとあさぶくろを使って全ての星を集めて、地下室のたるに隠してしまうのです。


 どろぼうと言っても、狙うのが星というロマンチックなどろぼうですから、あまりこらしめられたりはしません。最後まで、彼は自分のしたことの結果に満足そうな顔をしています。


 絵本「2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?」は、リアルなカエル2匹のかけあいが楽しいお話です。カエル達がユーモラスでかわいらしくてつい選んでしまった1冊です。

 カエルって手足が長いですよね。その長い手足を振り回して、表情をコロコロ変えながら漫才さながらの掛け合いを見せてくれます。しかし、葉っぱの上でおしゃべりに夢中のカエル達を天敵が見逃してくれるわけもなく、彼らに危機が訪れます。

 この絵本は、水の表現や生き物たちの動きなどが美しく描かれていてどのページも見とれてしまう迫力があります。絵本としては大きめですが、このサイズでないとこの迫力は出ないなと納得しました。2匹のカエルの奮闘をぜひご自分の目で見てみてください。



書籍情報
(画像11冊左から)


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 週に数回図書館に行き、面白そうな小学生向けの本を借りています。下のマガジンに、小1と小4の子供と私チョイスで借りた本画像をまとめています。合わせてぜひどうぞー。 


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