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シニア世代の体幹トレーニング?
健康をプロデュースするJun1です。
46歳の中年です!(笑)
イケてるおやじトレーナーを目指しています。(笑)
このページでは、健康増進や予防に関する豆知識や情報を発信したり、日頃の活動や取り組みへの想いなどを更新していきたいと思います。
今回はシニア世代の体幹トレーニングについてです♪
シニア世代に体幹トレーニングが必要なのか?
そりゃあ、必要でしょ!
なぜなら体幹は内臓器官を覆っている腹腔に始まり、胸腔や股関節周りなど
シニア世代の方が抱える問題になる部位に密接に関わってきますから…。
しかし、体操教室や講座などでシニアの方からよく聞くのが
「あんなこと、ワシャ~、できんバイ!」
「無理、無理、そんな体操(トレーニング)できない!」
このような「できない、できない」の否定的な意見ばかりです。
そりゃあ、そうでしょう!
参加者の方たちが見ている、知っている「体幹トレーニング」は、例えば、プランクやサイドブリッジ、バックブリッジなどなど
なかなかフォームを作ることや強度が強めのものが多いからです。
例えば、インターネットで「シニア」「体幹トレーニング」などで検索しても
「お~、これをシニア世代の人に求めるか… (*_*; 」
「こりゃあ、無理ばいっ!」
そんなものばかりです。
ここで私が言いたいのは、
シニアにはシニアの体幹トレーニングのやり方(考え方)がある!
ということです。
シニアが一般的な体幹トレーニングのプログラムでトレーニングすることで
体幹力が身につくかというと、そうではないと考えます。
そこにはシニア特有の身体的な機能や構造が大いに関わってくるからです。
ここで少し説明していきます。
なぜ敢えて説明するかと言いますと、シニア世代の方は、もし間違ったトレーニング、適切でないだろうトレーニングでケガなどをした場合のリスクがかなり大きくなるからです。
健康のために取り組んだトレーニングで、ケガをし、回復が難しくなるケースが往々にしてあります。
そういった事例を何度も見て、聞いてきました。
ですから、あえて今回1つのトピックとして説明させて頂きます。
シニアのトレーニングを考える
シニア世代の方が平等に向き合うことに「老化」というものがあります。
例えば、
・筋力低下 ・関節可動域の低下 ・恒常性(ホメオスタシス)の低下 ・心肺機能の低下 ・生活習慣病の増加 ・気力の低下 ・反応の低下 ・回復の遅延 ・視力、聴力の低下 ・平衡感覚の低下
などなど、どれもネガティブなワードばかりです。老化に悩んでいるのに、そもそもトレーニングなんてして意味あるのか?
そう感じるかもしれませんが、意味はあります。
しかも、シニアの方たち強みを活かして、体幹トレーニングは行って欲しいのです。
① シニアの強みとは・・・
現代のシニア層の方たちは若いころに今の若者たちよりも、大いに歩き、カラダを動かされている方が多いのです。
だから根本的なところでは、カラダは強い!
また、シニア層は物事を論理的に理解する能力があるということ。
そりゃあ、人生の先輩方ですので、色々な経験値がありますから、それを引き出せば強みになるわけです。
そのことを念頭に入れて、体幹トレーニングに励んで頂きたいです!
② シニア体幹トレーニングの効果
シニアの体幹トレーニングで一般的に言われている効果は、
姿勢改善と腰痛予防、便秘改善です。
姿勢改善と腰痛改善は何となく、関係性はお分かりだと思います。
では、姿勢と便秘の関係性は、分かりますか?
姿勢が悪く、例えば猫背になってくると、前傾姿勢を強いられ、骨盤に大きく負担が掛かってきます。
ここで言う前傾とは、猫背のことですが、詳しく構造的に言うと、骨盤後傾で体幹部は前傾になるということです。
そうなると内臓自体が圧迫を受け、腸内環境が悪くなり、腸の蠕動運動が妨げられ、便秘になりやすくなるということです!
意外に便秘で悩まれているシニアの方が多いので、ぜひ、ご家族の方にも確認してみて下さい。
ここでもう一つ考えないといけないのは、姿勢です。
姿勢が良い!というのは皆さんイメージできると思います。
シャキッと、スラっと、真っすぐに立っているイメージですね♪
しかし、シニアの方にとっての姿勢の善し悪しとは、その見て目だけではないということを抑えておいて下さい。
人間のカラダは大きな脊柱(背骨)によって、姿勢を支持しますが、この脊柱は年齢と共に変形をしたり、骨と骨の間の椎間板と言われるクッションが摩耗して薄くなったりと
色々と器質的な変化があります。もちろんそのことにより、さまざまな症状が出てしまうと良くはないのですが、
変形したりなどは、普通に誰にでも起こりうることです。
ですから、シニアの姿勢の善し悪しとは何かというと
呼吸がスムーズにでき、その人にとって心地よい(無理のない)ポジションである
と思うのです。
そのために必要なことを体幹トレーニングでは行うべきなのです。
細かく話していくと1つのセミナーが開催できるくらいになるので、
結論から申し上げると、
シニアの体幹トレーニングで必要とすることは、
➀呼吸のトレーニング
②背筋のトレーニング
この2つに集約されるのではないでしょうか。
個々の部位をしっかりと安全に行っていくことが、シニアのための体幹トレーニングの意味だと考えられます!
このポイント、非常に大事なことだと思います。
無理に、無駄に色んな部位をバランスよくってやらせるのではなく、
シニアの方は体力が落ちているので、無理無駄をなるべく省いて、
より効率的に、しっかりと説明し、より論理的に取り組んで頂くことが重要です!
私は、そう思います・・・。
少し長くなりましたが、今回はこの辺りで終わりです。
体幹トレーニングといっても、様々です! 体幹を使っていない動作なんて存在しないのですから、その世代や目的目標をはっきりさせ、効果駅な方法で行うようにしましょ!
では次回は、カラダをケア(メンテナンス)することについてです。
カラダ作りの3本柱の3つ目です♪
お楽しみに!