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「双極性障害」からの回復⑥ ちゅうかんに

このマガジンの一番最初に「はじめに」を書いたので、最後は「おわりに」を書いて締めようと思ってたんですが、書くのを休んでるうちに色々思うことがあったので「ちゅうかんに」を書くことにしました。

まず、これまで私の記事を読んでくださった方、スキをくださった方、フォローしてくださった方、コメントを書いたり紹介してくださった方、(予想外でしたが)サポートをくださった方、本当にありがとうございます。

いままで詳しく説明せず記事を書いてきたのですが、そうせずとも私の意図を受け取り、さらに私に直接伝えてくださった方がいたことがすごく嬉しくて、とても心が温かくなりました。

そこで、蛇足かとも思いましたが、もう少しこのマガジンについて書きたいと思います。

私は個人的な記録として記事を書いています。
それは、たとえ同じ病名だとしても、症状や感じ方や状況などは本当に様々で、「私はこれをしたから良くなったよ。だからあなたもやってみたら?」なんてことは到底言えないと思ったからです。私が書けるのは、「私の場合はこうでした」だけだなぁと。それ以上でも以下でもなく。

それに対して、読んでくださった方がどんな反応でも全て良くて。「ふーん」でも「いいね」でも「私もやってみよう」でも「自分とは違う」でも「僕には必要ないな」でも何でも。
最初の記事「はじめに」で書いた「何らかのヒントになれば嬉しいです」という文は、読んだ方にとってこの記事が必要ないものだとわかることだけでも「ヒント」になったらいいなぁという意味も含んでいます。

あともう一点は、マガジンタイトルにもありますが、私は病名には「」(カギカッコ)をつけて表記しています。これは、(自分自身)と(病気や症状)を一体化しないようにするためです。私は病名について頭で考え込むことがすごく多くて、自分で自分にレッテルを貼って苦しむ、病名を受け入れずその状態を否定することを長くしてきたので、その反省から、病名は「ただの名前」だし、本来の私とは違うよ、という意味をこめてこの表記にしています。

もちろん、治療においては病名があることで助けになることが沢山あり、私自身も「双極性障害」ということが明確になってから治療が進んだのですが、そういう外側の部分では便利なものとして受け入れつつ、あくまで私の内側の意識では、自分の全てではなく一部分、と捉えようと考えています。
とても苦しい時期にはそんな風に客観的にみれなかったし、何をどう考えるかも混乱して外側も内側もぐちゃぐちゃになっていました。回復したいまだからこそみえてきたことでもあります。


なんだか長々書いてしまいましたが、こういう思いで記事を書いていると知ってくださったら幸いです。
次回は、体調のモニタリングについて記録します。



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