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ゆうの使命 #2 医療職・介護職の社会的地位を高めること

どうも、理学療法士のゆうです。
先日、自己紹介でゆうの使命を3つ書きました。

  1. リハビリテーションの本来の意味を多くの人に伝えること

  2. 医療職・介護職の社会的地位を高めること

  3. 多くの若手理学療法士や作業療法士に使命や目標を持ってもらうこと

前回は「1.リハビリテーションの本来の意味を多くの人に伝えること」について書きました。
まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

そして今回は「2.医療職・介護職の社会的地位を高めること」について書いていきます。



エッセンシャルワーカー

新型コロナウイルスの流行により一般的になった「エッセンシャルワーカー」という言葉。
医療職、介護職はこのサイトの具体例に記載がある通りエッセンシャルワーカーです。

私自身もコロナ渦になりこの言葉を強く意識するようになります。

そして次のような疑問を持ちました。

社会的に必須の職業なのに給与を含めて医療職、介護職の待遇が悪すぎではないか?

理学療法士はじめ、ほとんどの医療、介護従事者は国家資格取得者です。国家資格を取得するためには多くの場合

  1. 大学や専門学校へ入学

  2. 養成課程の修了、卒業

  3. 国家試験受験、合格

というステップが必要となります。
このステップをクリアした人が資格を取得でき、理学療法士と名乗ったり、看護業務を行ったりすることができます。

平均給与

このようにして国家資格を取得した医療職、介護職の給与についてご存知でしょうか。
この記事を読んでいるような方であればある程度の事は理解しているかと思います。

理学療法士で全産業の平均給与とほぼ同等程度です。
たびたびニュース等で取り上げられていますが介護福祉士についてはもっと低い状況です。

養成校に入学して、卒業して、国家資格を取得して、平均と同等の給与、もしくはそれ以下ってどうなんでしょう?

給与だけでなく、多くの医療職、介護職は土日や祝日の出勤は当たり前、年末年始も出勤することあり、そして夜勤もある。

このような仕事に誰が就きたいと思うのでしょうか?
新たに医療職、介護職を目指す人が減少すれば、現在働いている人の環境はさらに悪化します。

こういったことから私は医療職・介護職を目指す人を増やすために仕事の魅力を高めるが必要だと考え始めました。

おまけ

2つ目の使命に大きな影響を与えたことは今まで書いたことですが、その他にも少なからず影響を与えたことがあります。それは以下のようなことです。

  • アドラー心理学

  • コモン

アドラー心理学

私の所感であり、批判でも何でもありませんが、「患者・利用者のためには職員が少しくらい我慢するのが当たり前」という自己犠牲の精神を持つ方が多い印象です。(特に福祉職)

また、医療職・介護職は共依存の関係を作りやすい職業です。

これらのことから「患者・利用者」と「医療職・介護職」の関係に上下関係が出てくることがあります。

そこで私個人は

患者・利用者の利益を最大化するように行動することは当たり前だが、それにより職員自身のQOLが低下することはあってはならない

という考え方をしています。
「患者・利用者」と「医療職・介護職」は対等であるとべきと考えているからです。

この考え自体は以前から持っていましたが、アドラー心理学をかじったことでより明確になりました。

コモン

斎藤幸平さんのベストセラー『人新世の「資本論」』のキーワード『コモン』

私自身はこの本は読んでいませんが中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITYで内容を理解しました。

そこに出てきた「コモン」というキーワード。

「医療」「介護」との親和性がとても高いように感じました。

まとめ

こういった大小さまざまな経験や知識の習得、思考の展開から

「医療職・介護職の社会的地位を高めること」

が私の2つ目の使命となりました。

noteの活動もこの使命を果たすための手段の1つです。
この使命を果たすことで少しでも社会が良くなれば私は幸せです。

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ゆう
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