見出し画像

目標は立てない方がよい??

目標設定は、自己啓発の本や自己成長、
企業の成果を出すための手法として
知られれている。

<目標の効果>
モチベーションが高まり、持続しやすい
達成感から自信をつけ、行動力がつく
などと言われている。

一方で、「目標は立てるべきではない」との
主張もある。
こちらはあまり取り上げられない。

今回は目標について肯定・否定面で考えてみた。


目標と目的の違い

目標と目的の違いについては、
すでにブログなどで書かれていると
思うので、ここでは少しだけ

目的:大まかな方向性や方針
例)人が活き活きと仕事ができるように
  影響を与える人になる

目標:具体的な達成可能な成果や方策
例)今年中にコーチングの資格をとる


目的は必ず設定する

多くの自己啓発の本や、人材育成方法、
人生を豊かにする要素、自己成長など
様々な分野で共通して述べられていた

目的を設定することは、

人生の設計士になること
人生の主人公になること
人生に責任を持つこと
主体的な活動をすることであり、
自分軸を持つこと

自分の命を使って、何を成すのか
つまり「使命」

これを必要ないと述べている書籍や
文献はない(自分が知る限りでは)

自分の目的を考え、設定すること
これは原則だと思われた

目標は立てるべきではない?

では、目標についてはどうだろうか。

目標は立てる必要はないとする意見が
いくつかあった。

Klingerは「目標は逆効果になり得る」とし、
目標がストレスや焦燥感を引き起こし、
結果として達成困難性を増加させる
可能性があると述べている。

書籍「ソース」の中でマイク・マクマナスは
「目標を立てるな」と述べ、
一方向を見すぎる目標設定は、様々な
チャンスを見逃す可能性があるとしている。

その他にも
・ストレスの要因になりやすい
・一つの目標のために他の目標の達成が
 抑制されてしまう
・未達成の場合は自己効力感低下につながる
・柔軟に変化しにくくなる

などの副作用があると言われている。

信念と目標

しかし、目標設定をすることは
目標の弊害よりも利益があるとの意見が
大多数である。

弊害を減らし、目標設定の利点を活かすには
目標は変化可能という認識をもっておく

目的が変わると軸がズレてしまうが、
目的が変わらず、目標を変えていくことが
出来れば、目標設定の効果を十分に活かせる

道順や休憩場所が目標(変更可能)                         

目標とバランス

目標設定をする というと学業や進路、
仕事などのイメージが強いが、
豊かな人生を送るためには、それ以外の
要素も深く考えてみる必要がある。

友人関係、趣味、家族、身体状況、自分自身
(人によって項目は違う)

それらには共通する目的があるか考える
そして目標を立ててみる
バランスよく方策を考え、実行する

バランスは時間を均等にすることではない
偏りすぎず、すべての項目に小さな目標を
立て、少しずつ達成していく

まとめと名言

目標設定には弊害があるが、
弊害を知って、避ければ
より効果的に目標を活用することができる。

ただし、目標はしっかりとした目的が前提
目的をもって生きることは楽しいこと
人生を楽しむのが「責任」だと思う。

夢に責任を取る勇気を
過失には責任を取ろうとするのに、
どうして夢に責任を取ろうとはしないのか。
それは自分の夢なのではないか。
自分の夢はこれだと高く掲げたものではないのか。
それほど弱いのか、勇気がないのか。
それは自分だけの夢ではないのか。最初から自分の夢に責任を取るつもりがないのなら、いつまでも夢が叶えられないではないか。

曙光

ここまで読んで頂きありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!

医療キャリア支援
よろしければ応援お願いします!キャリアや健康のコミュニティのために役立てたいです。

この記事が参加している募集